今朝、不注意から、右手の親指を包丁で切ってしまいました。

けっこう深く、
しっかり血が出てしまい、
急いで圧迫してもなかなか止まらず、
しばらく腕ごと心臓より高くあげて、
ようやく「傷パワーパッド」で止血。
ひと段落して、
落ち着いたタイミングでふと思いました。
身体に傷がつくと、
僕たちは本能的に
「すぐに手当てしなきゃ!」
と動きます。
血が出れば慌てて止めるし、
傷口が開けばすぐに消毒して、
「これは早めに処置しないとマズい」
と、誰でも思う。
でも――
心が傷ついたときは、どうでしょうか?
カウンセリングをしているとよく感じるのですが、
特に昭和世代や、
我慢強くて人の期待に応えようとする人ほど、
心の傷に対しては“驚くほど何もしない”傾向があります。
「そのうち治るだろう」
「大人なんだから、弱音は吐けない」
「こんなことで泣いてたらダメだよね」――
そうやって、
出血していることにすら気づかないふりをしてしまう。
でも、放っておいた心の傷は、
知らないうちに“骨折”や“内出血”にまで進行していることも多いのです。
そして、ようやくカウンセリングに来られたときには、
その痛みはもう「長年の積み重ね」になっている。
身体の傷は、誰でもすぐにケアするのに。
どうして心の傷だけ、「勝手に治る」と思ってしまうんでしょうか。
目に見えないからこそ、
もっと早く、もっとやさしく、もっと丁寧に。
自分の心の声に、耳をすませてほしいなと思います。
傷を放っておくことが、「強さ」ではありません。
自分の痛みに気づいてあげることこそが、
本当の意味での「やさしさ」だと思います。
手のケガは、しっかり手当てしました。
じゃあ、心は?
今のあなたの心にも、
そっと絆創膏を貼ってあげてくださいね。
神社 昌弘(かんじゃまさひろ:本名)
17歳で父を亡くし、20歳で指定難病・クローン病を発症。
入退院と8度の手術、4年間にわたる絶食生活を経験しました。
“なぜ自分だけがこんなに苦しいのか”
孤独と絶望の中で、それでも諦めずに心の在り方を模索し続けた日々。
その過程で出会ったのが、言葉の力と人の温もりでした。
病を乗り越え、27歳で単身渡英。
英国の名門「Arthur Findlay College」にてサイキックサイエンスを学び、
日本に帰国後は、キャリアカウンセラーとして大学や官公庁で多くの若者や社会人と向き合いました。
現在は、心の専門家として独立し、20年以上にわたり30,000件以上のカウンセリング実績を重ねています。
また、全国での講演や執筆活動、YouTube番組『やすらぎ処方箋チャンネル』の配信など、
“癒し”と“気づき”を伝える活動を幅広く展開中です。
こんな方に寄り添っています
“話すだけで、こんなに楽になるんですね”
そう言って笑顔になってくださる瞬間のために、私はここにいます。
https://kanja.info/contents_507.html
著書・実績
神社昌弘「心の教育」研究所
30,000人の声に耳を傾けてきた、心の整え役。
あなたの“言葉にならない気持ち”を、そっと見える形に。
京都駅前・東京池袋駅前
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