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「親の呪い」を解く4つの言葉

2025/10/24

もう自分を責めなくていい

「何かがうまくいかないと、全部自分のせいにしてしまう」

「誰かが怒っていると、“私が悪かったのかも”と感じてしまう」


そんなふうに生きてきた人が、本当にたくさんいます。




カウンセリングをしていると、よく出会うテーマがあります。

それが――「親の呪い」。


といっても、怖い話ではありません。

ここでいう“呪い”とは、

親から無意識に受け取った 「生き方のクセ」 のことです。


たとえば、

お父さんが厳しかったり、

お母さんが感情を出せないタイプだったりすると、


子どもは空気を読んで、

「自分が悪い」と思うことで家庭の平和を守ろうとします。


それが習慣となり、

大人になっても、人間関係の中で

つい“自分のせい”にしてしまうのです。


けれど、本当は――

誰も悪くない。

あなたも、悪くない。


まずは、心の中でこう言ってください。


「私は悪くない」
「私のせいじゃない」
「私のせいにされるのは、もう嫌」

これは誰かを責めるための言葉ではありません。

“自分を責める生き方”を終わらせるための言葉 です。


そして、もうひとつ。

これまで、自分を後回しにしてきたあなた自身に向かって、

こんな言葉をかけてあげてください。


「ごめんなさい」
「許してください」
「愛しています」
「ありがとうございます」

この4つの言葉を、ゆっくりと何度でも。

それは“自己肯定の練習”であり、

“親の呪い”を優しく溶かしていく小さな儀式です。


もし、あなたのそばに

「あなたは間違ってない」と言ってくれる人がいたら、

その声をどうか信じてください。


そして、もしまだ誰もいないなら、

今日から僕が、心の中であなたに言います。


「あなたは、間違ってないですよ」


どうか今日から、自分に優しく。

もう、自分を罰する生き方はやめていいんです。