こんにちは。
カウンセラーの神社昌弘です。
人は「骨」がポキッと折れると、病院に行って、素直に医師の指示に従い、治療して、安静にできるのに…
人は「心」がポキッと折れても、病院に行くことは珍しく、素直に認めることも難しく、自分ひとりで何とかしようとすることがよくありますね。
骨と心…
いったい、何が違うのでしょう?
どちらも大切なはずなのに…
どうして、こうも差がでるのでしょうか?
もしかしたら…
骨は、自分では、どうしようもないと諦められるのに…
心は、自分で、なんとかできると勝手に思い込んでいるのかもしれません。
でも…
もし、心がポキッと折れたら、専門家に頼って、一旦その場所から離れて、リフレッシュして、安静にしてみまんせんか?
その方が、断然、回復は早いですよ!
そうは言うものの…
これまで一人で頑張ってきたあなたは、誰かに頼ることや休むことに大きな抵抗を感じて、たった一言「助けて」と言うことに勇気が要るでしょう。
でも、これも練習です。
練習すると、必ず誰もができるようになります。
心がポキッと折れているのに、ひとりで頑張ろうとしても、余計にひどくなる一方です。
どんなに良い本を読んだり、心を強くするセミナーに通っても、そもそも病んだ心で動いている時点で、良い情報と出会えるはずもなく、また正常な判断ができるわけがないです。
余計に焦りと不安が膨らみ、落ち込むこともあると思います。
できれば、精神科医やカウンセラー、専門家に相談に行くと良いのですが、それができないなら、身近な人に相談したり、友人や仲間に打ち明けて「助けて」もらうと良いです。
心も骨と一緒です!
あなたにとっては、どちらも大切だから、いまここから、ひとりでなんとかしない練習をしてみませんか?
まわりに頼る練習をしてみませんか?
「助けて」というのは、自分に対する勇気!
そして、相手に対する信頼です!!!
心がポキッと折れた時こそ、強がりを手放して、まわりと繋がる時!!
あなた自身とあなたの大切な人のためにも、たった一言「助けて」と言う勇気を出してみまんせか?
こんにちは。
カウンセラーの神社昌弘です。
僕は、心に関するセミナーをいくつも主催していますが、お金と心に関するセミナーでは、きまって“こんなこと”をします。
参加者の中で、新札の一万円札を持っている人を探して、それをお借りして“こんなこと”をするんです。
…グシャグシャグシャ…
奇麗なお札をグシャっと握りしめ、クシャクシャにします。
もちろん、すぐに丁重に謝りますが、提供して下さった方(ほぼ100%の方)は、びっくりした顔で“何をするのよ”という表情に一変します。
そこで“こんなこと”を参加者に聞きます。
「この中で、このクシャクシャのお金を欲しい人はいますか?」
すると、あわてて持ち主が、また“何をするのよ”と怒りますが、そこで“こんなこと”を聞きます。
「せっかくの新札が新札では無くなりました。それでも欲しいのですか?」
すると「もちろんです!」と即答されます。
「なぜですか?」と聞き返すと
「価値には変わりないから」と答えられます。
…ですよね?…
僕が伝えたかったのは…
たとえ、どんなに姿形が変わっても、僕たちの価値も変わらないということ!
生きていれば、つらいこと、悲しいこと、耐えられないこと、もうダメだと思うこと、いっぱいいっぱいあると思います。
心も体も傷ついて、ボロボロになってしまうことだってあるでしょう。
でも、あなたがあなたである限り、あなたの価値が失われることはありません!
そうは言うものの…
一度ついてしまったシワや傷は残りますし、元通りというわけにはいきません。
だからこそ、そのシワに込められた気づきや学びが他人への優しいクッションになり、その傷があるからこそ、そこから他人の優しさが染み込んできて、感謝ができるようになってくるのではないでしょうか?
こんにちは。
カウンセラーの神社昌弘です。
春が近づくと、迷う人が増えてきます。
これは春に限ったことではありませんが、4月が新学期の日本では、新生活の前に、自身をスッキリさせたいという気持ちが強まり、それゆえ迷いが出てくるのでしょうね。
・このままでいいのか?
・そろそろ独り暮らしをしようか、どうか?
・このまま仕事を続けていても、いいものかどうか、転職しようか?
・このままの生活を続けていても、はたして幸せなのか、離婚しようか?
・告白しようかどうか?
人生は選択の連続なので、迷うことは尽きません。
人ぞれぞれ、いろいろあると思います。
そんな時、どうやって「決断」をしたらいいのでしょう?
そもそも、迷うというのは…
・間違えたくない
・失敗したくない
・損したくない
という想いが強いからです。
だから、決断をするポイント3つ。
・間違えてもいい(→いつでもやり直せます)
・失敗してもいい(→必ず学びと気づきがあります)
・損してもいい(→得られるものは確実にあります)
そんな気持を持って、自分の味方になって、自分を応援することが一番大切です!
決断するとは、決めた自分を信じて応援すること!
たとえどんな結果になろうとも、その決断に関して、自分を責めず、裁かず、追い込まないことです。
だから、もし迷っている自分がいるなら、自分が自分を応援しなくてどうでするのですか?!
自分を応援して、いまここで決断する自分の味方になって「それでいいんだ」と信じて、まずは一歩前進してみてください。
誰しも、自分が選んだものが正解かどうかなんて、その時点ではわかりません。
だからこそ、それが「正解」だったと思えるように、生きてゆくしかないのです。
自分が自分の味方になって、どんな自分も応援する覚悟ができた時「迷いはなくなる」のだと思います。
あなたがあなたを信じて、あなた自身を応援できますように!
こんにちは。
カウンセラーの神社昌弘です。
僕は20年ほど前から、頻繁にやっていることがあります。
それはトイレ掃除!
僕自身がクローン病でお腹を下し、一日に何十回もトイレを使用し、汚していたという理由もありますが、トイレ掃除をやると世界が変わると聞いたから始めました。
それ以来、素手でピカピカにするようにしています。
トイレ掃除を始めた当初は、できるだけ損得勘定なしに、無の境地に達するようにできたらいいなぁと思っていましたが、そんなこと、凡人の僕には到底不可能でした。
心を奇麗にするためにできればいいのですが…
僕がそんな気持ちでやると、心が奇麗になるどころか、自分勝手に「自分は高まった」「もう心は奇麗になった」と勘違いをして止めちゃうんですよね。
お恥ずかしい話、我欲を無くすどころか、むしろ我欲で勘違いをしてしまうことがありました。
だから潔く諦めました。
今は、損得勘定ありで、やっています。
不思議なことに、損得勘定があっても、色んな良いことがあるんです!!
自己啓発を学んだことのある人は、どこかで「トイレ掃除が良い」と聞かれたこともあると思いますが、やっぱり、それは本当のようです。
おかげさまで、僕のところにも、たくさんの良いことがありましたよ。良い御縁をいただいたり、臨時収入があったり、チャンスを得られたり…。
「なぜ、そんなことが起こるのか?」
そこには、
・宇宙と繋がれるから
・人が嫌いなことをやることに意味があるから
いろいろ理由はあるのかもしれませんが…
他人が見てないところで、他人の評価を関係なく奇麗にすることで、いつも他人の評価を求めていた僕自身が精算されてスッキリできたのかもしれません。
無意識に溜まっていた自我が、ほんの少し流れ出して、そこに新しいエネルギーが流れ込んでくれていたのかなぁと思います。
もしよかったら、今日、トイレ掃除をしてみてくださいね。
きっと、良いことがありますよ(時差でね:笑)
こんにちは。
カウンセラーの神社昌弘です。
今から10年ほど前、大切な友人から
「結婚したのはいいけれど、子どもができないの。どうしていいかわからなくて…」
そんな相談を受けました。
夫と共に、もう何年も不妊治療に通い、両親に精神的なサポートや金銭的な援助をしてもらっているにも関わらず、どうしても「できない」
それが彼女にとって、唯一の悩みでした。
「なぜ、私だけ?」
「こんなに頑張っているのに…」
これまでの想い伝えられて、僕は言葉に詰まりました。
受け止めることだけで精一杯で、即答なんて、できるはずもありませんでした。
子ども好きな夫婦であれば、すぐにでも欲しいと思うし、そこに追い打ちをかけるように、まわりは、
「子どもは、つくらないの?」
「早く子どもの顔を見せてね」
なんて言ったりするから、焦りや不安、愚痴が出てきて当然だと思います。
でも…
子どもは、つくるものではなく、できるものでもなく、授かるものなんですよね。
そうはわかっていても…
友人の子どもたちを見たり、子育てを頑張っている夫婦を見たりすると、「できない」を自分を責めてしまうのも無理はないと思います。
焦りと不安、そして、まわりからのプレッシャーで、押しつぶされてしまうこともあるでしょう。
だから、できないことに対して、文句を言いたい気持ちもわかります。
でも、それは、あなただけじゃない!
実は、僕自身も、僕に原因があって子どもができないことが分かって以来、ずーっと独りで悩み苦しんできました。
そのことを話すと、彼女の顔色が一変しました。
そして、彼女に、
「あなたのまわりには、あなたを想って、一緒に頑張ってくれる人がいて、いいよね。うらやましいよ」
って本心がこぼれてしまいました。
叶わない一点だけにこだわるんじゃなくて、すでに傍にいて、あなたと共に頑張り続けてくれいてる家族に、まずは「ありがとう」って言ってごらんよ。
そして、すでに頑張っている自分自身に対して、こんなに追い込んで「ごめんね」頑張ってくれて「ありがとうね」って言ってごらんよと言いました。
すると、彼女は、あふれ出す涙を止められなくなりました。
帰宅後も、ずっと泣いていたようです。
そして、家族みんなと自分自身に対して「ありがとう」と言い続けたようです。
そうして、しばらく経って…
次に彼女から連絡が来た時、今度は、僕が、あふれ出す涙を止められなくなりました。
それは、彼女が妊娠したからです。
彼女のお子様は、いま、とっても可愛く元気に育っています。
今日は、ひな祭り!
彼女と彼女のお子様が幸せでありますように。