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🌿私がカウンセラーになった理由

2025/05/05

苦しみの先に、道は開けると知った日

こんにちは。神社昌弘です。


今日は少しだけ、私がなぜこの仕事をしているのか、その原点についてお話ししたいと思います。

 

私が20歳の時、突然「クローン病」という難病を発症しました。

大学生でした。


これから人生を切り拓いていこうという時に、

「一生治らない」と言われる病気に、いきなり立ち止まらされたのです。

 

その後、8度の手術と、4年間の絶食生活。

口から何も食べられず、点滴だけで命をつなぐ日々が続きました。


若さも夢も未来も、

すべてが遠く感じられ、

正直、「なんで自分だけが…」と何度も思いました。

 

でも、そんな苦しみの中で、

少しずつ見えてきたものがありました。

 

■ 「心の状態」が、身体や病気の向き合い方に大きく影響すること

■ 「誰かに話せる」ことで、自分を取り戻せる瞬間があること

■ そして、「痛みを知った人」だからこそ寄り添えることがある、ということ

 

これらの体験が、

今の私のカウンセリングの土台になっています。

 

2016年には、テレビ東京『生きるを伝える』という番組に出演し、

この経験についてお話しさせていただく機会をいただきました。



▶︎ 番組ページはこちら

📺 苦しみの先の幸せを見つめて/神社昌弘(テレビ東京)


全国放送で自分の病気の話をするのは、正直とても勇気が要りました。

でも、それ以上に、「この経験が誰かの力になれば」と願っていました。

 

今では、3万件を超えるカウンセリングを重ね、

少しでも“生きづらさ”を抱える方に寄り添いたいという思いで、

日々、画面越しや対面でお話を聴かせていただいています。



痛みや悲しみは、

それだけでは「意味のない苦しみ」に感じるかもしれません。


でも、そこから誰かに手を差し伸べられる力に変わったとき、

人生は少しずつ、希望の方向へと動き出す。

私は、それを身をもって体験してきました。

 

だから、もしあなたが今、

自分の道に迷っていたり、心に疲れを感じているなら、

どうか思い出してください。

 

「今いる場所が、終点ではない」

ということを。

 

そして、よかったら、

私と一緒に「心を整える時間」を持ってみませんか?


あなたの中にある光が、また輝き出すように。

そのお手伝いができたら、何よりうれしいです。

 

神社 昌弘