僕は時々、一人でカラオケに行きます。
理由は単純。
ただ、大きな声を出したいだけ。
ストレスを発散したくて。
そして、何より――ただ楽しみたいから。
でも、不思議なもので、
2回目、3回目と通ううちに、少しずつ“変化”が起きました。
最初は歌うことが純粋に楽しかったのに、
いつの間にか、画面に表示される“点数”が気になり出していたんです。
「え、89点か…。もう一回やり直そう」
「95点超える曲だけ、選ぼうかな」
そんなふうに、“楽しさ”よりも“正しさ”を求めて、
「うまく歌える曲」ばかりを選ぶようになっていた。

これって、人生と似ているなと思いました。
ほんとは歌いたい曲がある。
ほんとはやってみたいことがある。
でも、「失敗したくない」
「うまく見せたい」
「人からどう見られるか気になる」――
そんな理由で、
“うまくやれること”ばかりを無意識に選んでしまっていた。

大人になるって、
そういうことなんだろうか。
無難にこなすこと。
叱られないように動くこと。
目立たずに、安全に生きること。
でも、本当にそうだろうか?
それって、自分の人生を「点数」で測るようなものじゃないか?
もちろん、まわりの目も気になります。
うまくやりたい気持ちもあります。
でも、それよりも、
「心から楽しむ」という感覚だけは、忘れたくないと思いました。
“正しさ”に縛られて、
“楽しさ”を見失ってしまうくらいなら、
たとえうまくできなくても、
自分がワクワクする方を、選びたい。
今、あなたがやっていること。
ほんとうに心が動いていますか?
それは、「歌いたいから歌ってる」ことですか?
僕は今日も、点数は気にせず、
ちょっと懐かしい好きな曲を、
誰もいない部屋で思いっきり歌いました。
正解じゃなくて、
共鳴するものを選べる人生でありたいですね。
神社 昌弘
17歳で父を亡くし、20歳で指定難病・クローン病を発症。
入退院と8度の手術、4年間にわたる絶食生活を経験しました。
“なぜ自分だけがこんなに苦しいのか”
孤独と絶望の中で、それでも諦めずに心の在り方を模索し続けた日々。
その過程で出会ったのが、言葉の力と人の温もりでした。
病を乗り越え、27歳で単身渡英。
英国の名門「Arthur Findlay College」にてサイキックサイエンスを学び、
日本に帰国後は、キャリアカウンセラーとして大学や官公庁で多くの若者や社会人と向き合いました。
現在は、心の専門家として独立し、20年以上にわたり30,000件以上のカウンセリング実績を重ねています。
また、全国での講演や執筆活動、YouTube番組『やすらぎ処方箋チャンネル』の配信など、
“癒し”と“気づき”を伝える活動を幅広く展開中です。
こんな方に寄り添っています
“話すだけで、こんなに楽になるんですね”
そう言って笑顔になってくださる瞬間のために、私はここにいます。
https://kanja.info/contents_507.html
著書・実績
神社昌弘「心の教育」研究所
30,000人の声に耳を傾けてきた、心の整え役。
あなたの“言葉にならない気持ち”を、そっと見える形に。
京都駅前・東京池袋駅前
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