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前世の話をする前に、今世を生き切れているか

2026/01/23

スピリチュアルの世界では、

前世の話がよく登場します。


「前世は〇〇だった」

「前世のカルマが影響している」

「魂の記憶が目覚めていて…」


それ自体を、

僕は否定するつもりはありません。


実際、

前世という視点に救われる人が

いるのも事実です。


ただ――

今日は、あえて厳しいことを書きます。


前世の話をする前に、
今世を、生き切れているか。


この問いから、

目を逸らしてはいけないと思うのです。


カウンセリングをしていると、

こんな声によく出会います。


・やりたいことが分からない

・本音を言えない

・嫌な人間関係を断てない

・我慢ばかりで、人生が苦しい


ところが、話題はいつの間にか

前世・使命・魂の課題へと向かっていく。


ここに、

大きなズレがあります。




はっきり言います!


前世をどれだけ語っても、

今世の現実は変わりません。


現実が動くのは、

・嫌なことを「嫌だ」と言ったとき

・怖くても一歩、踏み出したとき

・自分を雑に扱う人から離れたとき


そういう、

地味で、勇気のいる選択をした瞬間です。


本物のスピリチュアルは、
過去に逃げません。


むしろ、

今の人生に、鋭い問いを突きつけてきます。


「本当は、どう生きたい?」

「その選択は、あなたの本心?」

「それ、誰の人生を生きている?」


この問いから逃げるために

前世を持ち出すと、

スピリチュアルは癒しではなく毒になります。


前世がどうであれ、

今世であなたは、

体を持ち、感情を持ち、

選択できる時間を与えられています。


この人生で

言いたかったことを言わず

行きたかった場所にも行かず

愛したかった人も愛さず


それで、

前世の話だけ立派でも、

魂は満足しません。


僕自身、

生と死の境界を何度も歩いてきて、

強く感じたことがあります。


魂が本当に喜ぶのは、

高尚な答えでも、

立派な設定でもありません。


・ちゃんと悲しむ

・ちゃんと怒る

・ちゃんと喜ぶ

・ちゃんと自分を生きる


ただ、それだけです。


もし今、あなたが


・スピリチュアルは好きだけど、現実が苦しい

・前世の話を聞くほど、置いていかれる感じがする

・もっと地に足のついた生き方がしたい


そう感じているなら、

その感覚は、とても健全です。



最後に。


前世は、

「言い訳」に使うものではありません。


今世を、生き切るための

背景でしかない。


まずは、

今日のあなたの人生を

ちゃんと選んでください。


魂の成長は、

そこから始まります。