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お布施ブログ

神社昌弘のお布施ブログです。

実体験から得た「生きる知恵」を、皆様の日常に役立てていただきたいという願いを込めて書いています。


最新のコラムは、こちらにも書いています。
2020/06/27
自分で自分を「守る」  

こんにちは。

かんじゃまさひろです。

 

真面目に一生懸命に頑張ってきた人ほど、

 

「なんで、あたりまえのことができないの?」

「私って、こんなこともできないの?」

「何度おなじことを繰り返すんだろう?」


できない自分にダメ出しをして、自分を責めてしまうことがあると思います。

「はぁ、私って、まだまだだなぁ…」

「なんで、こんなにダメなんだろう?」

「ぜんぜん成長していないなぁ…」

 

やるせない自分に悔しくなったり、悲しくなることもあるかもしれません。

 

人は、頑張れば頑張るほど、無意識に理想や期待が高くなっていきますから、それと同時に、自己評価が低くなっていきます。


そもそも、あたりまえにできることが素晴らしいのに…

そこを評価せずに、ダメ出しをしたり、自分を責めたりすると、やるせなくなって当然ですよね?

自分を責めるということは、真面目に一生懸命に頑張ってきた自分を否定することにもなりますから、ミスや間違いは正しながらも、どんな自分も許して、いまここにいる自分を認めて、そこに「愛」を注いでみてください。

自己否定からの成長は苦しいだけですから、まずは「愛」で満たして、自分で自分を守ってくださいね。

あなたを守れるのは、あなたしかいないから…

ジャッジする前に、すでに頑張ってきた自分に「愛」を注いでくださいね。

2020/06/26
優しい「少年」  

こんにちは。

かんじゃまさひろです。

昨日、電車内で、老人に席を譲っている少年に出逢いました。

そこで、かつてカウンセラーの先輩から聞いた「お話」を思い出したので、今日は、それをシェアさせてくださいね。
 

ある日のこと。

ランドセルを背負った少年が電車に乗り込んで、私の向かい側に、チョンと座りました。


すると…

彼の目の前にお爺さんがやってきて、優しい少年は、席を譲ってあげました。

お爺さんは「ありがとう」と言って、次の駅まで座らせてもらいました。

お爺さんが降りた後、彼は嬉しそうでした。

 

間もなくして…

今度は、彼の目の前にお婆さんがやってきました。

優しい少年は「どうぞ」と言って、また席を譲ってあげました。

お婆さんは「ありがとう」と言って、少年は、また嬉しそうでした。


でも、お婆さんが降りた直後のこと…

ようやくホッとひと安心して、少年が席に座ると、今度は、別の老人が、彼の目の前にやってきました。

「どうするんだろう?」

彼の様子を見ていると、彼はギュッと手を握ったまま、うつむいたままでした。


顔がこわばっています。

そこに、それまでの嬉しそうな表情はありませんでした。


どうやら…

必死に涙をこらえているようでした。


「これを読んで、どう思いましたか?」


「あなたなら、優しい少年に、なんて言葉をかけますか?」

「どんな言葉をかければ、少年は笑顔になるでしょうか?」

 

他人に優しくすることは素晴らしいことです。


でも、他人に優しくするがゆえに、自分を犠牲にしたり、自分が我慢をしたりしてしまうと、悲しくなったり、虚しくなったりすることもありますよね。

 

自分にも、相手にも、優しくあれること、それは何でしょうか?

 

「どうしたらいいのでしょうね?」

 

お互いがハッピーであるために、あなたは、どうしたらいいと思いますか?


2020/06/25
長所で…短所で…  

こんにちは。

かんじゃまさひろです。

 

花は一枚一枚

チカラをゆるめて

咲いてゆく。

 

人は一つ一つ

チカラをゆるめて

笑顔の花を咲かせてゆく。

 

チカラをゆるめて

心に愛を持って

この自分でいいよと許せば

自然に花は咲き、笑顔もひらいてゆく。


チカラを入れて、必死に頑張っていた時には、見栄やプライドばかりが大きくなって…
一枚ずつ仮面をはがして、一枚ずつ鎧を降ろし、自分をさらけ出した時には、信頼と安心が大きくなりました。

ゆるんだ僕の傍には、心ゆるせる仲間が集まって、彼らと共に、笑顔の花を咲かせられるようになっていきました。

もちろん、最初からうまくチカラを抜けたわけではありませんし、恥ずかしさと恐れから自暴自棄になったり、極端なことをし過ぎて、まわりからは誤解をされたり、勘違いをされたり、大変なこともありました。

現に、いま、髭を生やしている僕を変な目で見る人もいます(笑)

自分をさらけ出すのは、やっぱり大変なことで、時にはつらいことでもあるけれど…

大変なことは増えたけれど、同時に増えたのは、幸せなこと!

偽らない自分でいる爽快感安心感、心ゆるせる仲間との幸せな時間が格段に増えましたよ!!!
  

かつて、作家のひすいこたろうさんから、こんなことを教わったことがあります。


人は長所によって尊敬される

人は短所によって愛される

 

それまでの僕は、短所を隠し、欠点を無くすために必死に頑張っていたけれども、チカラをゆるめて、心に愛をもって、この自分でいいよと許せた時に、僕は、自分自身からも、まわりからも愛されるんだと思い知りました。

それは、いまも体感し続けています。

ありのままの自分を認め、許し、愛すること…

それが自分にとっても、まわりにとっても、やっぱりいいことなんですね。

2020/06/24
患者の「気持ち」  

こんにちは。

かんじゃまさひろです。

今から3年前のこと、毎日新聞の朝刊に、僕の記事が掲載されました。

この内容は、僕が講演会やセミナーで、いつもお話していることで、相手を気遣う際に「気に留めて」おいてほしいことなので、よかったらご一読くださいね。

「大丈夫?は大嫌い!」

 

私の名前は「かんじゃ」という。

日本でも珍しい苗字の私が、二十歳の時に本当の患者になった。

 

クローン病だと診断されて、半年間に八度の手術、その後四年間の絶食、約十年間の闘病生活を経て、難病を克復した。

運良く素晴らしい医師や先生方に出会い、沢山の協力者のおかげで奇跡を起こすことができた。

そのおかげで現在は完治して、この体験談を本にしたり講演したりしている。

 

発症して十八年が経つが、これまで一番嫌だったことは、お見舞いで「大丈夫?」と聞かれることだった。

大丈夫じゃないからここにいる。

もし大丈夫じゃないと返答したら、あなたに何ができるのか?

例え思いやりの優しい言葉だったとしても、病人には酷な問いかけだ。

病気になった私は、精神まで病み、ひねくれていたのかもしれない。

でも、やっぱり、その一言は大嫌いだった。

 

お見舞いは、何もしなくていい。

ただ聞くのが一番いい。

傍に居て、肩をさすったり、手を握ったりするのもいいだろう。

もし何かをしたいなら、患者だけでなく、看病している側のお手伝いをしたらいい。

家族に一人でも病人が出ると家族みんなも病気になるものだ。

みんなで元気になっていかないと良くはならない。

 

本当の思いやりとは、相手の立場になれないけれども、「わかりたい」「寄り添いたい」という謙虚な姿勢と行動なのだと思う。

私は「大丈夫?」よりも、ただ傍に居て、まずは聞いて欲しかった。

 ほんのちょっと気に留めるだけで、きっと、お互いが優しい気持ちになれると思いますよ。


2020/06/23
健康な心は「病気を超える」  
こんにちは。
かんじゃまさひろです。

7年前の今日、僕は自身のブログで、こんなメッセージをシェアしていました。
病気は、誰しもかかります。
かからない人は、誰もいません。

どんな病気かは、人によります。

病気にかかることが問題ではありません。
病気に取り込まれないことです。

健康な心は、病気を超えます!

なんせ、病は気からですから。
これは、僕をクローン病(消化器官の難病)から救ってくれた主治医からのメッセージ…

『健康な心は病気を超える』

と教えてくれて、そのおかげで、いまの僕があります。

『病は気から』

病気になっても、やっぱり病人にはなってはいけませんね。

いま、僕が元気になって、お客様の心に寄り添う仕事をさせていただいていることに感謝をします。

ありがとうございます。
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