僕は、かつてイギリスで日本語教師をしていたことがあるのですが。
当時のメモを読み返して、改めて心に留めておきたいことがあったので、今日はそれをシェアしたいと思います。
『イギリス人生徒たちはボールペンを使用する』
彼らは鉛筆やシャープペンシルではなく、青色のボールペンを使うことが多かったです。
まだ中学生なのに、「なぜボールペンなのか?」
それは、「消し去らないことが大切だから」「間違いをそのまま認めることが次につながるから」だと恩師から聞きました。
生きていれば、消し去りたいもののひとつやふたつはありますよね。
そこで、消しゴムを使って消し去ることができたら、どんなにスッキリするでしょう。
でも、起こった出来事をなかったことにできませんよね。どんなにキレイに消しても、心の中に残っているものはあります。
人は皆、失敗や間違いを犯しながら成長してきますが、あの頃のイギリス人生徒たちを見ていると、
・正解だけを書かなくてもいい
・間違えても大丈夫
・書き間違いは消し去らないことが大事
・過程や失敗は消してはいけない
・ぜんぶが大事
そんなことを教わります。
これは人生と一緒ですよね?
自分が、いま感じているもの、いまここで思っていること、これまで体験して考えてきたこと、どれもすべてが大事で、消し去る必要なんて一切ない!のですね。
過去も過程も、ぜんぶ大切な「宝物」なのです!
だから、もし消し去りたい過去があっても、それを在りたい未来へのエネルギーに変えて、全部を「丸」にして、全肯定して、笑顔でいけたらいいですね。17歳で父を亡くし、20歳で指定難病・クローン病を発症。
入退院と8度の手術、4年間にわたる絶食生活を経験しました。
“なぜ自分だけがこんなに苦しいのか”
孤独と絶望の中で、それでも諦めずに心の在り方を模索し続けた日々。
その過程で出会ったのが、言葉の力と人の温もりでした。
病を乗り越え、27歳で単身渡英。
英国の名門「Arthur Findlay College」にてサイキックサイエンスを学び、
日本に帰国後は、キャリアカウンセラーとして大学や官公庁で多くの若者や社会人と向き合いました。
現在は、心の専門家として独立し、20年以上にわたり30,000件以上のカウンセリング実績を重ねています。
また、全国での講演や執筆活動、YouTube番組『やすらぎ処方箋チャンネル』の配信など、
“癒し”と“気づき”を伝える活動を幅広く展開中です。
こんな方に寄り添っています
“話すだけで、こんなに楽になるんですね”
そう言って笑顔になってくださる瞬間のために、私はここにいます。
https://kanja.info/contents_507.html
著書・実績
神社昌弘「心の教育」研究所
30,000人の声に耳を傾けてきた、心の整え役。
あなたの“言葉にならない気持ち”を、そっと見える形に。
京都駅前・東京池袋駅前
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