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心の処方箋

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2020/03/10
教えるのではなく「見せる」教育とは?!  

こんにちは。

カウンセラーの神社昌弘です。

 

僕は20代の頃、ほんの少しの期間ですが、イギリスで教師をしていました。

その時に「先生」という役割について深く考えさせられたことがあります。

 

日本では、先生の言うことが絶対で、先生から教えてもらった通りにすれば成績が上がり、それこそが知識を身に付ける最善だと思っていました。

もちろん、そのおかげで知識が増えて、良い成績がもらえて、何不自由なく育ってきたので、そのことには感謝をしています。

 

だから、僕が教える立場になった時も、かつての先生たちと同じように、生徒に教えるように指導したかったのですが…

 

イギリスに赴任をした時に、その姿勢を再考しなければイケナイ事態に直面しました。

 

それは、僕の勤務する教頭先生から「教える」姿勢を止めてくださいって言われたんです。

 

えっ!意味が分かりません…

 

と言うと、教頭先生は、こんな内容を伝えてくれました。

もともと「先生」というのは、先に生まれただけのもの。

決して偉いわけではなく、ただ知識と経験が、ほんの少し多いだけです。

教えることは素晴らしいですが、まずは、自分が学んだ知識や経験を「提示」するだけにしてください。

なぜなら、教えようとすることは、無意識に自分の方が正しいと思い込んで、自分の正解を押し付け、生徒を思い通りにコントロールするところがあるからです。

テキストには「答え」はありますが、人生には、これが正しいという「正解」はありません。

ここの生徒たちには、自分で考え、自ら行動できるように育ってもらいたいから、「教える」より「見せる」スタンスでよろしくお願いします。

そんなことを言われました。

当時は、僕もまだ若かったから「ちゃんと教えること」に必死になり過ぎて、どこか自分中心で、独りよがりのところがあったのだと思います。

 

日本でも山本五十六の名言に、こんな素敵なものがありますよね。

やってみせ 言って聞かせてさせてみて ほめてやらねば人は動かじ

話し合い 耳を傾け承認し 任せてやらねば人は育たず

やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば人は実らず

ここでも、まずはやって「みせる」ことから始まっていますよね。

 

教えるのも大切ですが、時々、立ち止まって、

・教え込もうとしていないか?

・自分の思い通りにコントロールしようとしていないか?

・自分の方が正しいと思い込んでいないか?

自身を振り返りながら、まずは「見せる」ところから始められるといいですよね。

 

先生だけでなく、親も、大人も、素敵な見本を「見せる」ように日々つとめられたらいいですね。


2020/03/09
「休む」ことを頑張る!  

こんにちは。

カウンセラーの神社昌弘です。

 

僕のまわりには、真面目で、頑張り屋さんで、一生懸命な人たちがいっぱいいます。

 

優しくて、他人に気をつかえる素敵な人たちばかりだから…

・自分が休んだら、まわりに迷惑がかかる

・「疲れた」そんな理由ではゼッタイ休めない

・みんな頑張っているのに、自分だけ休むなんて無理

・体調管理ができない自分はダメな人間

・評価を下げられたくない

そんなふうに思って、休むことに「罪悪感」を抱く人が多いです。

 

そんな頑張っている人たちに、ほっと一息ついてほしくて、京都駅前の“茶室”を借りてカウンセリングを始めたものの…

僕自身が忙しすぎて、お茶をたてる余裕もなく、日々の生活に追われ、いつしか僕自身も休むことができなくなってしまいました。

 

ある会社が調べたところ、日本における20代〜70代の男女、約7割が「休み下手」のようです。

やっぱり、多くの日本人が、休むことに抵抗を覚え、罪悪感を感じているんですね。

 

決して「休むこと=悪ではない」のに…

むしろ休むことは、エネルギーをチャージして、よりよい仕事につながるのに…

 

真面目な日本人は、我慢してでも頑張ることが良いことで、自分に鞭打っても努力することが素晴らしいと思っているところがあるから、やっぱり休めないのでしょうね。

 

決して、頑張ることが悪いわけではなく、努力することが悪いわけでもないです。

ただ、やりすぎは、よくないですよね。

 

そんなこと、わかってますよね?

でも、なかなか、できませんよね?

 

きっと、いろんな事情もあるでしょうし、そもそも、自分の性格を変えるなんて、とっても難しいことだと思います。

だから!!!

この際、「休む」ことも頑張って、「休む」ことを努力してみませんか?

 

かつて、僕が「休めない」ことを先輩に相談したところ、

「あなたは『休めない』のではなく、ただ『休まない』だけよ」

「休むプロから学べばいいのよ」

そう言って、猫カフェに連れて行ってくれたことがありました。

 

のんびり寝転がっている猫たちを見て、ただそこに一緒にいるだけで、自然とチカラが抜けて、スッキリ休めた気持ちになれました。

ほんと不思議でした。

でも、確実に癒されました。

 

それ以来、休めない時ほど、猫カフェに行っていますが、現在「疲労回復※」には、素直にプロのチカラを借りるようになっています。

そして、心地よく「休む」ことができています。

 

※疲労回復には『休養』『栄養』『運動』の3つがポイントになるみたいですが、僕の場合…

 

『休養』…よりよい睡眠を調べて、自分に合った枕を選んでもらい、専門家にアロマをブレンドしてもらって休むようにしています。

『栄養』…栄養学を学び、食生活と食習慣を一変しました。そして、必要に応じてサプリを摂取しています。

『運動』…ヨガからはじまり、呼吸法を学び、今ではパーソナルトレーナーに指導していただいています。

 

どれも頑張っています(笑)!

 

もともと、僕は頑張りたい人間なので、他人のために頑張るのはもちろん、自分自身のためにも頑張れるようになると、心も体も喜んで、これまで以上に、他人にも優しくなれて、日々の生活が豊かに、素敵になりましたよ。


2020/03/08
大切な「お子さまの“声”を聴く」ために知ってほしいこと。  

こんにちは。

カウンセラーの神社昌弘です。

 

御縁がありまして、僕は2018年から毎月、東京・代々木高校で「心の授業」をひらいています。

この授業は、老若男女問わず、どなたでも参加していただけるのですが、毎回、参加者の大半が子育てで悩んでいるお母さまたちです。

 

休日に授業を受けに来てくださる皆様なので、子育てに関してはスゴイ!人一倍頑張っておられます。

その姿は真剣そのもので、とても素晴らしいのですが…

子育ては、ちょっとズレるとおかしなことになってしまうことがありますよね。

 

いろいろお伝えしたいことはあるのですが、今日はまず、カウンセラーという立場から「傾聴」に関して、少し書かせてください。

 

子どもが帰宅すると、子育てに真剣な親ほど、

「今日はどうだった?」

「授業は楽しかった?」

「先生に何か言われた?」

「友達とは何をしたの?」

矢継ぎ早に質問を投げかけて、一生懸命に話を聞くことがありますよね?

 

一見、これは聞いているように見えるので、ちゃんと聞いていると思いがちなのですが…

残念ながら、子どもの声を聴いていません!!

 

どういうことかというと…

実はこれ、自分が聞きたいことだけ聞いて、自分が安心して、自分が納得して、自分が満足しているだけなんですよね。

 

少し専門的な話になりますが、本当に「聴く」というのは、自分を無にして他者の言葉を聞くということです。

 

「聴く」上で大切なのは、相手の立場になって

・批判しない

・同情しない

・教えようとしない

・評価しない

・ほめようとしない

そのスタンスで、ただひたすら聴くということなんです。

 

これには日々の実践練習が必要で、僕も練習と実践を繰り返し、カウンセラー養成講座の受講生と共に鍛錬しているのですが…

 

まず第一に「聴く」ということが、自分の聞きたいことを聞くのではないと知っていただいた上で、子どもが話したいことを、じっくりと最後まで聴く!ということに気づいてくださいね。

 

聴くことは愛ですから…

子どものありのままを受け入れて、共感し、共にいてくださいね。

 

この日曜日、あなたがあなたの大切なお子さまの「声」を聴いて、お互いがホッと安心できますように祈っています。

穏やかな週末をお過ごしくださいね。


2020/03/07
心が「ポキッ」と折れた時に…  

こんにちは。

カウンセラーの神社昌弘です。

 

人は「骨」がポキッと折れると、病院に行って、素直に医師の指示に従い、治療して、安静にできるのに…

 

人は「心」がポキッと折れても、病院に行くことは珍しく、素直に認めることも難しく、自分ひとりで何とかしようとすることがよくありますね。

 

骨と心…

いったい、何が違うのでしょう?

 

どちらも大切なはずなのに…

どうして、こうもがでるのでしょうか?

 

もしかしたら…

骨は、自分では、どうしようもないと諦められるのに…

心は、自分で、なんとかできると勝手に思い込んでいるのかもしれません。

 

でも…

もし、心がポキッと折れたら、専門家に頼って、一旦その場所から離れて、リフレッシュして、安静にしてみまんせんか?

その方が、断然、回復は早いですよ!

 

そうは言うものの…

これまで一人で頑張ってきたあなたは、誰かに頼ることや休むことに大きな抵抗を感じて、たった一言「助けて」と言うことに勇気が要るでしょう。

 

でも、これも練習です。

練習すると、必ず誰もができるようになります。

 

心がポキッと折れているのに、ひとりで頑張ろうとしても、余計にひどくなる一方です。

 

どんなに良い本を読んだり、心を強くするセミナーに通っても、そもそも病んだ心で動いている時点で、良い情報と出会えるはずもなく、また正常な判断ができるわけがないです。

余計に焦りと不安が膨らみ、落ち込むこともあると思います。

 

できれば、精神科医やカウンセラー、専門家に相談に行くと良いのですが、それができないなら、身近な人に相談したり、友人や仲間に打ち明けて「助けて」もらうと良いです。

 

心も骨と一緒です!

あなたにとっては、どちらも大切だから、いまここから、ひとりでなんとかしない練習をしてみませんか?

まわりに頼る練習をしてみませんか?

 

「助けて」というのは、自分に対する勇気!

そして、相手に対する信頼です!!!

 

心がポキッと折れた時こそ、強がりを手放して、まわりと繋がる時!!

 

あなた自身とあなたの大切な人のためにも、たった一言「助けて」と言う勇気を出してみまんせか?


2020/03/06
あなたの価値を計る「こんなこと」  

こんにちは。

カウンセラーの神社昌弘です。

 

僕は、心に関するセミナーをいくつも主催していますが、お金と心に関するセミナーでは、きまって“こんなこと”をします。

 

参加者の中で、新札の一万円札を持っている人を探して、それをお借りして“こんなこと”をするんです。

 

…グシャグシャグシャ…

 

奇麗なお札をグシャっと握りしめ、クシャクシャにします。

 

もちろん、すぐに丁重に謝りますが、提供して下さった方(ほぼ100%の方)は、びっくりした顔で“何をするのよ”という表情に一変します。

 

そこで“こんなこと”を参加者に聞きます。

 

「この中で、このクシャクシャのお金を欲しい人はいますか?」

 

すると、あわてて持ち主が、また“何をするのよ”と怒りますが、そこで“こんなこと”を聞きます。

 

「せっかくの新札が新札では無くなりました。それでも欲しいのですか?」

 

すると「もちろんです!」と即答されます。

 

「なぜですか?」と聞き返すと

 

「価値には変わりないから」と答えられます。

 

…ですよね?…

 

僕が伝えたかったのは…

たとえ、どんなに姿形が変わっても、僕たちの価値も変わらないということ!

 

生きていれば、つらいこと、悲しいこと、耐えられないこと、もうダメだと思うこと、いっぱいいっぱいあると思います。

心も体も傷ついて、ボロボロになってしまうことだってあるでしょう。

 

でも、あなたがあなたである限り、あなたの価値が失われることはありません!

 

そうは言うものの…

一度ついてしまったシワや傷は残りますし、元通りというわけにはいきません。

 

だからこそ、そのシワに込められた気づきや学びが他人への優しいクッションになり、その傷があるからこそ、そこから他人の優しさが染み込んできて、感謝ができるようになってくるのではないでしょうか?

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