京都・東京・オンライン
  1. お布施ブログ
 

お布施ブログ

神社昌弘のお布施ブログです。

実体験から得た「生きる知恵」を、皆様の日常に役立てていただきたいという願いを込めて書いています。


最新のコラムは、こちらにも書いています。
2025/12/28

狂言を観て、

こんなにも笑い、

こんなにも深く頷いたのは、初めてかもしれません。


年末に、思いがけず

「笑いの本質」に出会う時間をいただきました。




2025年12月27日。

神田神社にて開催された

「和泉流宗家による 年忘れ狂言LIVE in EDOCCO」 に出席しました。


正式参拝から始まり、狂言公演、そしてお食事まで。

年の締めくくりに、これ以上ないほど整った流れ。


こういう時間の使い方は、

やはり心と人生に、静かに効いてきます。




今回の狂言は、

赤塚不二夫氏 生誕90周年を記念して制作された新作狂言。


赤塚不二夫ワールドと、日本の伝統芸能・狂言。


一見、異なる世界のようでいて、

実はとても相性がいいのだと、

観ていてすぐにわかりました。


笑いがある。

でも、軽くない。


むしろ、

「なるほど」

「たしかに」

「まさに、その通り」

そんな言葉が、自然と心に浮かぶ。


正直に言うと、

僕の中にも

「狂言は少し難しいもの」

というイメージがありました。

 

  • 言葉が古い
  • 所作が独特
  • 知識がないと楽しめないのではないか

 

ところが――

その先入観は、気持ちよく裏切られました。




狂言は、

人間の本質を描く芸能。


だからこそ、

時代が変わっても、

名前が変わっても、

僕たちは笑ってしまう。


赤塚不二夫作品がそうであるように、

人の弱さ、愚かさ、ズレ、可笑しみを

責めるのではなく、愛をもって描く。


笑いとは、

人を軽くするためのものではなく、

「本質を突く」ためのものなのだと、

あらためて教えられました。




年末は、

一年の出来事を振り返り、

自分を整える時間。


そんな時期に、

この狂言を観られたことは、

個人的にも、とても意味深い体験でした。


日本の伝統芸能は、

決して過去のものではなく、

今を生きる僕たちの心に、

ちゃんと響いてくるものなのですね。


来年もまた、

こうした「本物の時間」に

身を置いていきたいと思います。

2025/12/26

今年は、カウンセラーとして独立して10周年でした!


でも、正直に言うと、

「10年続けるぞ」

と思って始めたわけではありません。


気づいたら、

今日まで続いていました。



独立した当初、

不安しかありませんでした。


•仕事は来るのか

•生活は成り立つのか

•続けていけるのか


事実、最初の三年は、生活が困窮して、ダブルワーク!


昼にカウンセラー、夜にバーテンダーの日々でした。




最初の頃は、

ちゃんとしたカウンセラーになろうと

必死でした。


•正しいことを言おう

•役に立つことを返そう

•安心させなきゃ


でも、

その「ちゃんと」が、

いつも僕を緊張させていました。



ある時、

セッションの帰り道で

一気に疲れが出たことがあります。


「もう、向いてないのかもしれない」


そう思いました。


誰かを救おうとして、

自分がすり減っている。


それって、

おかしくないか?と。


そこから、

少しずつやり方を変えました。


立派な答えを出すのをやめて、

一緒に迷う時間を大事にすることにしたんです。


•分からないときは、分からないと言う

•正解を急がない

•沈黙も、ちゃんと待つ


すると、不思議なことに、

セッションが楽になりました。




10年経って、

はっきり分かったことがあります。


人は、

正しいアドバイスでは救われません。


「この人の前では、無理しなくていい」


そう感じたときに、

少しずつ、自分に戻っていきます。


今も、

「自信満々ですか?」

と言われたら、違います。


怖さは、まだあります!

迷いも、正直あります!


でも、

それを隠さなくなりました。



独立して10年。


続いた理由は、

強かったからでも、

優秀だったからでもありません。


完璧になろうとするのを、

途中でやめたからです。



もし今、あなたが


・自分の仕事に自信が持てない

・続けていいのか、迷っている

・頑張っているのに、報われない


そんな気持ちを抱えているなら、

それは、ダメなサインじゃありません。


ちゃんと向き合っている証です。




最後に。


10年続いたことより、

今日も、誰かの前に座れていること。


それのほうが、

僕にとっては大切です。


これからも、

派手な成功はなくていい。


ただ、

安心して話せる場所を、

静かに守っていけたらと思っています。


2025/12/26

年末年始になると、
なぜか心がザワつく人がいます。


贈り物を渡すとき、受け取るとき――

「自分が試されている気がする」からです。


年末年始は、
お歳暮、手土産、帰省の差し入れ、


親戚や身内、友人との贈り物のやり取りが一気に増える季節です。


そんなとき、必ず耳にする言葉があります。


「つまらないものですが…」

日本ならではの、
謙遜と気遣いの文化。


これは本来、とても美しいものです。


相手を立てるための、知恵ある言葉。


でも、ここで大事なことがあります。


それは――


謙遜と、自己否定は、まったく別物だということ。



たとえば、こんな場面を想像してみてください。


あなたが年末、
誰かの顔を思い浮かべながら、


時間をかけてチョコレートケーキを作ったとします。




材料を選び、
失敗しないよう気を配り、


「喜んでくれるかな」と願いながら。


そのケーキを差し出すときに、

「まずいかもしれないけど…」


「失敗作だけど…」


「期待しないでね…」

もし、そんな言葉を添えたら、


食べる前から、空気は少し重くなります。


本当は、こうでいいはずです。


「よかったら食べてください」


「心を込めて作りました」


それが、健全な謙虚さです。


ところが、贈り物だけでなく、


自分自身になると、
人はさらに厳しくなります。


年末年始の集まりで、


こんな気持ちになったことはありませんか。


「私なんて、全然ダメで…」


「大した人間じゃないんですけど…」


恋愛相談でも、

同じです。


「私には魅力がありませんが、好きになってください」




正直に言いますね。


それは、
自信がないのではありません。


自分を下げる癖です。


たとえ自信がなくても、


言い方は、いくらでもあります。


「あなたと仲良くなりたい」


「一緒に楽しい時間を過ごしたい」


それで、

十分です。


わざわざ


「つたない自分をどうぞ」

と差し出す必要はない。


それは、謙虚さではなく、


自分を粗末に扱う習慣だからです。




日本では昔から、


「出る杭は打たれる」


「控えめが美徳」


そんな空気がありました。


でも、その流れの中で、


いつの間にか――

・自分を下げることが当たり前


・自分を肯定するのが怖い

そんな悪循環が生まれてしまった。


その結果、


どんどんみんなが自分に自信をなくしていく。


これは、優しさでも、

思いやりでもありません。


謙遜とは、相手を思う姿勢。


自己否定とは、自分を傷つける癖。


似ているようで、


この二つは、正反対です。


年末年始、
贈り物を手にするとき、


言葉を添えるとき、
どうか思い出してください。


あなたが差し出すものは、


「つまらないもの」なんかじゃない。


不安があってもいい。


自信がなくてもいい。


でも、
自分をけなして渡す必要は、

もうありません。


静かに、堂々と、

「よかったら」と差し出せばいい。


その在り方は、
贈り物だけでなく、


あなた自身の人生も、少しずつ楽にしてくれます。




2025/12/25

「スピリチュアルを学んでいるのに、なぜか苦しい」


「前向きな言葉を聞くほど、心が疲れてしまう」


もし今、そんな感覚を抱えているなら。
まず、ひとつだけはっきり伝えたいことがあります。


あなたは、間違っていません!


むしろ、その違和感は、とても健全で、誠実な感覚です。




今日は、少しだけ踏み込んだスピリチュアルの話をします。



賛否が分かれやすく、誤解もされやすいテーマです。



それでも、今の時代だからこそ、曖昧にせず、丁寧に言葉にしたいと思いました。



スピリチュアルという言葉は、すっかり身近になりました。

 

  • 引き寄せ
  • 波動
  • 宇宙
  • 前世
  • 守護霊
  • ツインレイ

 


どれも、否定されるものではありません。


実際、真実も含まれています。


ただ一方で、こんな声が増えているのも事実です。


「癒しを求めているのに、現実がどんどん苦しくなる」


「前向きでいようとするほど、心が置いていかれる」


「どこか、地に足がついていない感じがする」


この感覚は、心の弱さではありません。



むしろ、現実を生きようとしている人ほど、感じやすいサインです。




はっきり言います!


スピリチュアルは、弱っている時に“すがるもの”ではありません。


現実から目をそらすために使うと、
スピリチュアルは、人を癒すどころか、さらに弱らせてしまいます。


本来のスピリチュアルは、
現実から逃がすものではなく、
現実をまっすぐ生きるためのものです。


本物のスピリチュアルは、
耳ざわりのいいことばかりを言いません。


・合わない人間関係からは、距離を取りなさい


・無理して笑わなくていい


・我慢を美徳にしなくていい


・自分の感情を、なかったことにしない


どれも地味で、
どれも勇気が必要で、
そして、とても現実的です。


だから、スピリチュアルは時に優しくありません。



でもそれは、あなたを現実に引き戻し、


「ちゃんと生きる場所」へ連れ帰るためです。




僕自身、難病を経験し、
生と死の境界を何度も行き来しました。


その中で、ひとつだけ、確信したことがあります。


奇跡は、
「信じた人」に起きるのではありません。


現実から目をそらさなかった人に、起きる。


これは精神論ではなく、
現実を生き抜いた実感です。


祈りも、エネルギーも、
見えない世界の話も、

すべては
「今日をどう生きるか」
につながっていなければ、意味がありません。


・自分の体を、ちゃんと大切にしているか


・嫌なことを、我慢し続けていないか


・本音を、置き去りにしていないか


ここを無視したスピリチュアルは、
癒しになるどころか、人を傷つけます。


だから僕は、
「地に足のついたスピリチュアル」しか伝えません。


ふわっと元気になる言葉より、
現実をひとつ変える視点を。


希望を煽るより、
今日を生き抜く力を。


もし今、あなたが

・スピリチュアルは好きだけど、どこか違和感がある


・癒されたいのに、前向きな言葉が重く感じる


・本当の意味で、自分を大切にしたい

そう感じているなら。


あなたの感覚は、とても正しい。


そして、ちゃんと“目が覚めている”証拠です。




最後に。


スピリチュアルとは、
特別な力を手に入れることではありません。


自分の人生から、逃げない勇気を持つこと。


それが、
僕の考えるスピリチュアルです。


2025/12/24

2025年12月25日。

クリスマスの朝です。


街は、昨日までと同じはずなのに、

なぜか今日は、少しだけ空気がやわらかい。


イルミネーションも、

音楽も、

人の表情も、

「大丈夫だよ」と言ってくれているような、

そんな朝です。




僕は昔、

自分を成長させるためには、

自分を厳しく追い込むしかないと思っていました。

 

  • もっと頑張らなきゃ
  • もっと高めなきゃ
  • まだ足りない
  • まだダメだ

 

気づけば、

自分に向かって、いつもダメ出しをしていました。



特に、瞑想に必死になっていた時期があります。

 

  • 静かになろう
  • 無になろう
  • 感情を手放そう

 

そうすれば、

もっと「できる自分」になれると思っていました。


でも、今振り返ると、

あれは、静けさではなく、

迷走だったと思います。


「成長」という名目で、

自分を責め、

自分を傷つけ、

自分をいじめていたんです。


当時の僕は、

「自分を厳しく扱える人ほど、成長できる」

そう信じていました。


でも、それは違いました。


人は、

傷つけられても、強くはなれない。


安心したとき、

大切にされたとき、

ようやく、前を向ける。


それを、僕は身をもって知りました。




クリスマスって、不思議ですよね。


誰か特別な人がいなくても、

大きな幸せがなくても、

ちゃんと、誰にでも訪れる。


しかも、とても優しい顔で。


もちろん、

クリスマスが苦手な人もいると思います。


さみしさを感じる人も、

過去を思い出す人も、

いろんな想いがあっていい。


でも、それでも。


街に灯るイルミネーションは、

「それでも、希望はあるよ」

そう、そっと教えてくれます。




もし、あなたが今、

自分に厳しくしすぎているなら。


もし、

「もっと頑張らなきゃ」と

自分を追い立てているなら。


せめて、今日だけは。

クリスマスの今日だけは。

自分に、優しくしてあげてください。

 

  • 自分を責めない
  • 自分を否定しない
  • 自分をいじめない

 

それだけで、十分です。


成長は、

痛みの先にあるものではありません。


安心の中で、自然に育つものです。


クリスマスは、

誰かに祝福される日でもあり、

そして何より、

自分を祝福していい日です。


今日から、少しずつでいい。


自分を味方にして、

自分と仲直りしていきましょう。


メリークリスマス🎄


あなたの今日が、

やさしさで満ちますように。


<<  <  4  5  6  >  >>