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幸せなはずなのに、なぜかブレーキをかけてしまう人へ

2025/12/20

嬉しいことがあったのに、

なぜか素直に喜べなかった。

心のどこかで、ブレーキを踏んでしまった。


そんな経験はありませんか。

 

  • 昇進が決まったとき
  • 褒められたとき
  • うまくいき始めたとき

 

本当は嬉しいはずなのに、

「調子に乗らない方がいいかな」

「あとで落ちたら怖いな」

そんな声が、頭の中に浮かぶ。


不思議ですよね。

誰かに怒られたわけでもないのに、

自分で自分を止めてしまう。


でもそれは、

あなたの性格でも、欠点でもありません。


そのクセは、あとから身についたものです。




多くの人は、子どもの頃や、

まだ心が柔らかかった時期に、

こんな言葉を何度も聞いてきました。


「調子に乗るな」

「浮かれすぎ」

「そんなにうまくいくわけがない」


言った側は、

心配していたのかもしれません。

守りたかったのかもしれません。


けれど、受け取った側の心には、

別のメッセージが残ります。


「喜ぶと危ない」

「幸せは長く続かない」

「抑えていた方が安全だ」


こうして人は、

喜びを感じた瞬間に、

無意識でブレーキを踏むようになります。


これは、生き延びるために身につけた

防衛反応です。

だから、簡単には手放せません。


でも、大人になった今、

そのブレーキは本当に必要でしょうか。


喜びを抑えることで、

あなたは安全になれていますか。

それとも、

人生の色が少しずつ薄くなっていませんか。


喜びは、

奪われたものではありません。

壊れたものでもありません。


ただ、

使わないように教えられてきただけです。


だから、取り戻すこともできます。

一気にでなくていい。

少しずつでいい。


嬉しいときに、

「嬉しい」と思ってみる。

それを、すぐに否定しない。


それだけで十分です。


喜びを感じることは、

誰かを裏切ることでも、

罰を受けることでもありません。


あなたが人生に

ちゃんと反応している証拠です。


もし今日、

ほんの小さな嬉しさに気づいたら、

それを抑えずに、

心の中でそっと認めてあげてください。


それは、

これからの人生を

少しずつ生きやすくする、大切な一歩です。