東京・池袋・オンライン
  1. 心の処方箋
  2. 「いい人で生きなさい」と思いすぎて、僕は少し生きづらくなった
 

「いい人で生きなさい」と思いすぎて、僕は少し生きづらくなった

2026/03/11

手塚治虫の『ブッダ』に憧れて、 清く正しく生きようとした少年の話。

僕は、小学生のとき

手塚治虫の『ブッダ』を読みました。




人生を変えた本です。


……と言うと

とても立派に聞こえるかもしれません。


でも、正直に言うと

少し違います。


あの漫画のせいで、

僕は少し生きづらくなりました。


当時の僕は、自家中毒になり

学校へ行けなくなっていました。

 

  • 吐き気
  • 不安
  • 教室に入れない

 

子どもながらに、

「普通に生きること」が

急に難しくなったのです。


そんなある日、父が黙って

漫画を置いていきました。


それが

手塚治虫の『ブッダ』全巻。

神社の家なのに、仏教漫画。


いま思えば、

なかなか面白い話です。


そこに描かれていたのは

生老病死でした。

・生きる

・老いる

・病む

・死ぬ

人生は、苦しみから始まる。


子どもながらに、

その重さを知りました。


同時に僕は

ブッダの生き方に憧れました。


苦しみから逃げない。

誤魔化さない。


王子でありながら

すべてを手放し、

「苦しみとは何か」

それを見極めようとする姿。


かっこいい!!!

そう思いました。


そして僕は決めました。

ブッダみたいな人になろう。


清く

正しく

弱音を吐かず


人の見本になるような人間。


でも、これが

思った以上に苦しかった。


怒る自分

弱い自分

逃げたい自分


そんな自分を見つけるたびに

こう思ってしまう。


「まだまだだ」

「ダメだな」


崇高な人を目指すほど

普通の自分が許せなくなる。


これは、

僕の長いテーマでした。


ただ、最近思うのです。


僕はもう

「いい人」を卒業したい。


清く正しく

立派で

人の見本で


そんな生き方を

ずっと目指してきました。


でも僕は

ブッダではありません。


怒ることもある。

弱くなることもある。

迷うこともある。


ただの

普通の人間です。


そして、

そのほうが

人の苦しみは

分かるのかもしれません。


神社に生まれ

仏教に影響され

少し生きづらくなった少年は

いま

ようやく

普通の人間になろうとしています。


続きはこちらで書いています。

https://note.com/shrine0731/n/ndf4e41c55419


 

人生の苦しみには、理由があります。

そして、見方を変えると道が見えてきます。


神社昌弘のカウンセリングでは

心の違和感を言葉にし、

人生を立て直すサポートをしています。


▶ カウンセリング案内

https://kanja.info/contents_507.html