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仕返ししてもいい。
ただし、“上品に”です。

2026/05/13

戦えば戦うほど、相手に人生を明け渡してしまう。 僕の家系に伝わる「戦わずして勝つ智慧」

「もう許せない」

そう思ったこと、

きっと誰にでもあると思います。

 

  • 義母

  • 毒親
  • 職場の上司
  • かつて自分を傷つけた人

 

カウンセリングをしていると、

「やり返したい」

という相談は、本当に多いです。


でも実は、

その感情を持つ人ほど、


真面目で、

優しくて、

ずっと我慢してきた人だったりします。


だからまず、

その気持ちを責めなくていい。


本当に苦しかったのだと思います。


ただ──


ここで、

感情のまま戦い始めると、

人生はさらに苦しくなります。


今日は、

僕の家系に伝わる、

少し不思議な話を書こうと思います。


時は、

用明天皇の時代。


第三皇子と共に、

鬼が棲みついたと恐れられた

「大江山」へ向かった一団がありました。


その中に、

僕の祖先がいたと、

祖父から聞かされて育ちました。


人々は皆、

刀を抜き、

鬼と戦うのだと思っていた。


でも、

祖先がやったことは違いました。


鬼と戦わなかったのです!


彼は、

鬼の正体を見抜いていた。


鬼とは、

“人の姿をした存在”であり、


さらに、

その土地に蔓延する

淀んだ「気」が、

人を狂わせていたのだと。


だから、

刀ではなく、

祓いと祭祀で、

場を整えた。


荒れた土地を清め、

澱んだ気を鎮めていくと、


鬼たちは、

自ら消えていった──。


この話を初めて聞いたとき、

僕は鳥肌が立ちました。


「戦わずして勝つ」


これは、

単なる昔話ではなく、

今の時代にも通じる智慧だと思ったのです。


心理学には、

「投影」

という考え方があります。


相手を憎み続けるほど、

意識は相手に支配されていく。


つまり、

戦えば戦うほど、

相手中心の人生になってしまうのです。


スピリチュアルでも同じです。


怒りや執着で繋がった相手とは、

エネルギー的にも離れにくくなる。


だから、

本当に大切なのは、

相手を叩きのめすことではありません。


自分を整えることです。

 

  • 深呼吸する
  • 眠る
  • 散歩する
  • 部屋を片づける
  • 乱れた生活を整える

 

そうすると不思議と、

相手の毒に飲み込まれなくなっていく。


そして、

必要以上に反応しない。

 

  • 挑発に乗らない
  • 説明しすぎない
  • 証明しようとしない

 

ただ、

静かに、

自分の人生を生きる。


すると最後に、

一番大きな変化が起きます。


それは、

「幸せになることを、自分に許せる」

ということ。


実は、

これが一番効きます。


あなたを傷つけた人は、

あなたが苦しみ続けると思っている。


でも、

あなたが、

穏やかに笑いながら、

人生を立て直し始めると、


相手はそこで初めて、

「もう支配できない」

と気づく。


それが、

本当の意味での

“ギャフン”

なのだと思います。


戦わずして勝つとは、

相手を倒すことではなく、


自分の人生を、

相手から取り戻すこと。


人生を整えることで、

人は、もう一度、

生き直すことができます。