長い間、僕は
「自分が何とかしなければ」
と思って生きてきました。
そのほうが、どこか安心だったのです。

もちろん、その生き方に助けられた時期もありました。
人生には、
本当に自分しか踏ん張れない場面があります。
誰かに代わってもらえない痛みもあります。
自分の足で立たなければならない時間もあります。
だからこそ、
「自分が何とかしなければ」
という思いは、決して悪いものではありません。
ただ、最近になって少し感じることがありました。
昔の友達に会うこと。
実家へ帰ること。
懐かしい人と過ごすこと。
本来なら嬉しいはずの時間が、
どこか少し重く感じることがあったのです。
なぜだろう?
そう考えていた時、ふと気づきました。
僕は今も、
何でも自分が何とかしようとしていたのだ、と。
相手に喜んでもらうこと。
場の空気を整えること。
人との時間を気まずくしないこと。
相手が心地よくいられるようにすること。
気づけば、いろいろなものを
自分の肩に乗せていました。
それは一見、
責任感のようにも見えます。
でも本当は、
昔の生き方の続きを、
今もまだ生きていただけなのかもしれません。
「自分が何とかしなければ生きられなかった人生」から、
「自分一人で何とかしなくても、生きていける人生」へ。
少しずつ、
生き方を変えてもいい時期が来ているのだと思います。
頑張ることをやめるのではありません。
全部を背負うことを、
そろそろやめていくのです。
人を信じること。
流れを信じること。
すべてを自分で支配しようとしないこと。
そして何より、
自分自身にこう言ってあげること。
「もう少し、力を抜いても大丈夫」
人生を整えるとは、
完璧になることではありません。
誰にも迷惑をかけない人になることでも、
いつも正しくいられる人になることでもありません。
背負いすぎた荷物を、
ひとつずつ、そっと降ろしていくこと。
そして、
自分一人で何とかしようとしてきた人生に、
少しずつ風を通していくこと。
それもまた、
大切な生き直しなのだと思います。
もし今、あなたも
「私が何とかしなければ」
と、ずっと頑張ってきたのなら。
その力強さを否定しなくて大丈夫です。
ただ、これからは
もう少しだけ、
誰かに頼ってもいい。
もう少しだけ、
流れに任せてもいい。
もう少しだけ、
自分を楽にしてあげてもいい。
整えることは、
弱くなることではありません。
本来の自分に戻るために、
背負いすぎたものを静かに降ろしていくことです。
神社昌弘のカウンセリングでは、
頑張りすぎてきた方が、
自分の心を整えながら、
もう一度自分らしい人生を歩いていくためのサポートをしています。
人生を変えようと無理に力むのではなく、
まずは、今の自分を整えるところから。
その小さな一歩が、
これからの人生をやさしく変えていくことがあります。