僕は、27歳の時に「あなたにしか起こせない奇跡」を出版した。
この本では、僕の幼少期からの病気、父の死、渡米、8度の手術、クローン病、4年間の絶食、渡豪、渡英、スピリチュアルの学びなどを書いています。
実体験を通して、「奇跡が起きる」ことを語っていますが、僕は、「奇跡は誰にでもつくれる」と思っている。
一般的に、
奇跡と聞くと、神様の魔法で一瞬にして変わったり、摩訶不思議な現象によって人生が好転するようなことを想像されるかもしれないけれど、僕が言う奇跡は、ぜんぜん違う!
言うなれば、
「奇跡は軌跡」
それは、アスファルトの下から、アスファルトを突き破って、小さな芽が出てくるようなことであったり、一滴の水滴が、長い年月をかけて岩に穴を開けるようなこと。
決して、すぐではないけれど、希望を持って、自分とまわりを信じてやり続ければ、それまでやってきた『軌跡が奇跡に』つながる!
奇跡とは、そのようなもの。
僕は、難病患者に指定された時、僕だけは絶対に治ると信じて、海外の医師たちにメールを送り続けた。
日本にいると、一生、クローン病患者から抜け出せないと思ったし、医師の指示に従って、やりたいことを諦めて生きるなんて、絶対に嫌だと思ったから。
そうして、
最初は、クローン病を発見した、アメリカのクローン医師の病院にメールを送り、それから、カナダ、オーストラリア、イギリス、いろんな国の医師たちにメールを送りまくった。
ろくに英語もできなかった僕が、突然、「助けてください」「教えてください」だなんてメールを送るものだから、どんなにメールを送っても、返信は、ごくごく僅かだった。
30〜40通送って、1通返ってくればいいくらいだったように思い出す。
それでも、
世界には、心優しい医師たちがいて、彼らから最先端の治療法や対処法、心理療法やヒーリングを学ぶことができた。
そうして、僕は、あるオーストラリア人医師に出会った。
彼は僕に、
「自分の中から出てきた病気は、自分で治せる」
と言ってくれた。
その言葉を聞いて、
「直接、彼から学びたい!」
そう思った。
そして、周りの大反対を押し除けて、オーストラリアに行き、ひたすら、彼から教わったことを忠実に実践し続けた。
すると、みるみるうちに病状が回復して、一気に良くなっていった。
その時、病気というのは、身体だけをみていてもダメなんだと教わり、心や精神、目に見えない視点からのアプローチも必要なんだと思い知った。
それから、
今度は、それを学ぶためにイギリスへ渡った。
そこでは、ヒーリングや霊的治療の解明に没頭することになるのだが。
おかげさまで、素晴らしい人たちとのご縁によって、奇跡的に回復して、やりたいことを全部やれるまでに元気になったが、そもそもの出発点といえば、
「諦めない!いまここでできることに全力を尽くす」
それだけだった。
「諦めず、希望を信じて、できることをやる」
ただ、それを徹底し続けた。
詳しくは、僕の著書やYouTubeで語っているが、希望を持って諦めなければ、必ず奇跡が起こせる!
今日は、それを伝えたかった。
「あなたにも、必ず奇跡は起こせる」
もう奇跡を待つのではなく、いまここでできることから、最善を尽くしていきませんか?
神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)
https://kanja.info/contents_507.html
かつて僕は、クローン病で、鼻からチューブを通して、そこから栄養摂取する生活を4年間も送っていた。
だから、症状が落ち着いた寛解期(かんかいき)になっても、食事制限が厳しく、食べられるものは限られていた。
でも、口から食べられること自体が幸せだと思っていたから、どんなに制限されても、どんな食事でも、本当に有難いことだと思っていた。
僕の食事は、基本、少食粗食のベジタリアン食で、消化器官に負担がかからない
・低脂肪
・低残渣
・低刺激
・高タンパク
・高カロリー
を意識した食事だった。
それを10年以上も続けた。
そのおかげで、海外で働けるくらい元気になって、イギリスでは、日本語教師をしながら、スピリチュアルの専門学校に通い、専門的な勉強もできた。
けれど、10年くらい経ったある日のこと、
「もう、こんなに元気なんだから、好きなものを食べてもいいんじゃない?」
「お酒も飲もうよ!」
「そんな修行僧みたいな生活しなくてもいいんじゃない?」
「あなたは、修行するために生まれてきたんじゃないのよ」
「あなたは、幸せになるために生まれてきたのよ」
そう言われて、妙に納得して、恐る恐る、「肉」を食べてみた。
すると、身体に衝撃が走るぐらい美味しくて、内からパワーがみなぎってくるのを感じた!
言葉では言い表せない高揚感に包まれて、そこで「肉」のパワーを思い知った。
「肉って、凄い!」
「美味しいって、ホンマ幸せ」
本気でそう思ったし、同時に、それまでの僕が、食べたいものを我慢して、実は、物凄く辛くて苦しんでいたことに気づいた。
20代の若者が食事をできなかったのだから、それは辛くて、苦しくて当たり前だ。
それなのに、僕は、それを隠して、耐えて、それでも有難いって思うとしていた。
本当は、食べたかったのに、自らの想いを封印して、感情を誤魔化して、いつも自分を麻痺させていたことを痛感した。
そうして、
「もう、我慢はイヤ!!!」
「僕も、好きなものを食べたい!」
「もっと、お肉を食べたい!」
そう思った。
それから、肉を食べるために、本気で病気を治そうと思ったし、自分の身体と対話をして、食事を追求して、できる限り、できる範囲で、日々の食事をこだわって、一食一食を有難く楽しむようにした。
すると、
人生に「色」が出た!
それまでグレーだった世界が、パッと明るくなって、どんどん体調もよくなって、肌艶も良くなった。
しかも、
驚いたことに、病気が治った!
この時、「美味しい幸せは、人を元気にする」ことを思い知ったし、何より、「人間は、日々の食べ物でできている」ことを体感した。
食べたいものを我慢して、食事制限を徹底して、完治を目指していた時は、いつも再発を恐れて、ビクビクしていたけれど、『完治ではなく元気』を目指して、自分に素直になって、生き直し始めると、人生が一変した。
15年間、ずっと52キロだった体重が、65キロに増えて、ようやく、身長177センチに見合う体型になれたし、筋肉もつけることができた。
こうして、
クローン病を発症してから26年になるが、再発をしたことはない!
もちろん、これは僕の実体験だから、すべての人に共通するわけじゃないし、医学的な根拠があるわけでもない。
だから勝手なことを言ってはいけないし、真似もしてほしくない。
だけど、それでも、肉のパワーは凄いことや食事が大事だということを言いたかった。
もし、気分が沈んでいたり、メンタルがやられたり、精神的に落ち込んでいる人がいたら、まずは、肉を食べに行ってほしいって思う。
長生きしているご長寿さんたちも、みんな「肉」を食べて、元気にしているよね?
やっぱり、肉には、もの凄いエネルギーがあるんだと思う。
そして、僕たちの身体が、日々の「食事」で出来上がっていることに気づいて、スマホやテレビを見ながら食べるのではなく、一食一食に集中して、よく噛んで、感謝して食べるべきだ。
たとえ誰が見てなくても、パックのままで食べるのではなく、せめてお皿に盛って、
「いただきます」
「ごちそうさまでした」
という意識で、食事を大切にしていれば、絶対に元気になれるんだと思う。
僕たちは、自分の中に入ってくる食物で生かされているし、それで成り立っているんだから、もし、人生でうまくいっていない人がいれば、食生活から見直した方がいい。
僕は、絶食の4年間で、食事が当たり前でないことを思い知ったから、どうしても、おせっかいに人に対して「食」の大切さを教えたくなるけれど、これを読んでくれたのなら、せめて今日の一食、ちょっと意識を進化させて食事をしてみてほしい。
あなたのちょっとした意識の進化が、必ず人生を変えてくれるから。
そして、感謝をして食事をすれば、絶対に、あなたが生きるパワーになってくれるからね。
神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)
https://kanja.info/contents_507.html
「ゲシュタルトの祈り」
私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。
私はあなたの期待に応えて行動するために、この世に在るのではない。
そして、あなたも、私の期待に応えて行動するために、この世に在るのではない。
もし縁があって、私たちが出会えたのなら、それは素晴らしいこと。
出会えなくても、それもまた素晴らしいこと。
これは、ドイツの心理学者、フレデリック・S・パールズが、ローラ夫人と共に創設した「ゲシュタルト療法」で使われる「祈り」です。
心理学の分野では、よく聞く内容ですが、人間関係で悩む、すべての人に覚えておいてほしい「祈り」です。
僕は、日々のカウンセリングでも、この内容を教えていますが、人間関係を良好にするためには、”絶対”に心に留めておきたい内容です。
真面目で立派な人たちは、無意識に、相手の期待に応えようとして、特に、親は子供のために、子供は親のために生きがちです。
でも、それこそが、危険です!
かつての僕も、親の期待や世間の期待に応えようと必死に生きてきましたが、周りの期待に応えようとすればするほど、自分自身を見失い、自分ではない誰かを生きて、いつも孤独と不安を抱えて、ついには、クローン病になってしまいました。
だからこそ、言いたい!
あなたの人生は、あなたのもの。
まずは、自分の期待に応えて、自分の人生を生きることが基本だ!
そこを、絶対に覚えておいた方がいいし、自分の期待に応えて、自分を幸せにすることが最優先なのです。
そして、
それができて初めて、相手の期待に応えていけばいいんだと思う。
自分が自分のために生きなくて、人のために生きるなんて、おこがましいから。
ましてや、自分が幸せもでないのに、相手を幸せにすることなんて、絶対にできやしないから。
だから、
もし、親の期待に応えなければいけないと思っている人がいれば、今すぐやめた方がいい。
親の期待に応えるのが、良いことではないし、親の想いに応えるのが、親孝行でもない!
本当の親孝行とは、親に感謝しつつ、自分自身が、生まれてきてよかったと思えるような素敵な毎日を過ごし、自分から幸せになって、親も含め、周りに幸せのお裾分けできること。
それが、親孝行だ。
これは、亡きご先祖様たちに対しても共通することで、僕たちが日々感謝しつつ、笑顔で、元気で、幸せで在ることこそ、最高の供養になる。
とはいえ、
これを頭で理解できて、わかったとしても、実践するのは難しい。
無意識に、他人の期待に応えてきた人は、自分の期待に、どうやって応えて生きていけばいいかわからないと思うし、何から始めたらいいのか?わからないと思う。
だからこそ、
今日は「ゲシュタルトの祈り」を紹介した。
それでも、自分一人で、生き方や考え方を変えるのが難しい時は、独りで頑張らなくていいよ。
素直に周りに頼って、みんなで一緒に考えて、ちょっとずつ実践練習していこう。
神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)
https://kanja.info/contents_507.html
『笑いは祓い(はらい)』
これは、僕のモットー!
・笑っていると、、、
・笑顔でいると、、、
取り憑いていたものや悪い思考が取り払われて、ほんの少し気持ちが楽になる。
そして、元気になってくる!
しかも、神様から見守られて、応援される!
笑うことは、良いことづくし!
だから、笑っているのがいい!!!
とはいえ、
人生には、いろんなことが起きしまうから、
「笑ってなんていられない」
そんな時もある。
僕が、17歳で父を亡くした時や、20歳でクローン病になった時、あの時は、ホント人生のどん底だったから、全然笑えなくて、ホント辛くて苦しかったけれど、それでも、笑っていようとしたし、それこそが、よかったと思っている。
僕は、どんなに笑えない時でも、泣いて、泣いて、涙が止まらな時でも、泣いた後には、笑顔でいるようにしていた。
「笑い」で締めくくると、奇跡が起きると信じていたから。
そうすると、やっぱり、看護師さんや医師たちからも贔屓されて、すごく良くしてもらったし、良いことがいっぱいあった。
周りの患者さんたちからも大人気になって、やっぱり「笑顔」って大事だなって思った。
そして、病気が治った!
笑いは祓いで、前向きなエネルギーが、必ず明るい未来を引き寄せる。
だから、笑えない時こそ、
・お笑い番組を見る
・作り笑顔でも良いから笑顔を作る
・笑いで悪を吹っ飛ばす気持ちを持つ
・一緒に笑ってくれる人を探す
・笑いの奇跡を信じる
そうやって、笑顔になる方向へ向かうのがいい。
たとえ、どんなに笑えなくても、ただ、ほんのちょっと口角を上げるだけでいい。
それだけでもいい。
笑うことは、自分自身だけでなく、周りにとっても良いことで、笑顔は社会貢献にもなる。
今すぐできる最高のボランティアにもなる。
だから、今気づいた人から、今すぐやった方がいい。
そうすれば、世界は、もっと良くなる。
どんどん良くなる。
赤ちゃんが笑うと、自然に周りも笑顔になるように、今日も、笑っていけたらいいなって思う。
僕の笑顔も、あなたの笑顔も、必ず、自分自身と周りを救っているから。
神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)
追伸、本日、11月25日は、「いいにっこり」の日だそうです。
これは、ますます「笑顔」でいたい1日ですね。
教えてくれた友人に感謝です。
「真面目こそが良いこと」
だと思っていた頃、僕は、本当にしんどかった。
それを、40歳を過ぎて思い知った。
「もっと早く、バカをやっておけばよかった」
そんなことを、最近、特に、よく思う。
真面目というのは、一見、よく見えるが、
・調子に乗れない
・バカができない
そういうことだから、可もなく不可も無く、平凡で、つまらなくて、面白味のない人生になってしまう。
もちろん、それを望む人であれば、それでいいが、僕は違う。
真面目で立派な幸せは、他人から見れば幸せかもしれないけれど、いつも他人の目を気にして、肩に力が入って、ゆるみもないから、僕が思う幸せとは、ぜんぜん違う!
人生というのは、
・調子に乗ってナンボ
・バカになれてナンボ
それを、幸せな先輩方から教わって、
・もっと人生を楽しみたい
・もっと自分らしい人生を生きたい
やっぱり、そう思った。
だから、真面目と立派はやめたいと思った。
そして、京都を出て、その時の勢いで、東京にやってきた!
東京に仕事の拠点をつくって、またここから人生を楽しもうって思った。
力が入っていれば、花が咲かないように、人も、力が入っていれば、自分を咲かせられないよね?
僕は今、真面目という癖を取るために、周りを気にせず、時々、調子に乗って、バカをやっている。
17歳で父を亡くして、20代からクローン病の闘病生活で「青春」がなかったから、いま「青春」を思う存分に楽しむようにしている。
これまで、やりたかったけど、怖くてできなかったこと、例えば、僕にとっては、朝方までお酒を飲みまくったり、カラオケではしゃいだり、ディープな世界を覗くこと、そんなことはできなかったけど、、、
やってみると、ほんと色んな人に出会って、いろんな体験ができて、むちゃくちゃ楽しい!
すると、
「人生って、サイコー!」
って思えた。
46歳にもなったおじさんが、ほんとバカみたいだけど、時々、調子に乗って、後先考えず、その場のノリで、みんなと一緒に楽しんでみて思うことは、
「調子にのって、バカをやれることは『ホント幸せ』なんだな」
ってこと。
そして、それができるというのは、
「最高の仲間に恵まれて、許されて、愛されている証拠なんだな」
ってことでした。
みんなのおかげで幸せです。
ありがとう!
今日も楽しんでいきましょう!
神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)