今日は、父の誕生日です。
もし生きていれば、今日は77歳だったはず。
でも、父は僕が17歳のときに亡くなりました。
47歳でした。
そして今年、僕も47歳になります。
気づいた瞬間、ふしぎな感覚に包まれました。
父が最後に生きた年齢と、僕が今、生きている年齢が重なる。
「越える」とか「追いついた」とか、そんな簡単な言葉では言い表せない、
なんとも言えない気持ちが胸に広がりました。
父の47年間って、どんなものだったんだろう。
僕よりずっと早く家庭を持ち、
がむしゃらに働いて、
家族を支えながら生き抜いた人生。
今、自分が同じ年齢になってみて、
ようやく少しだけ、父の姿が見えた気がします。
子どもの頃は分からなかったことも、
年齢を重ねた今だから、分かることがある。
無言のまま背中で示してくれた“男の人生”を、
ようやく受け取れた気がするんです。
父に会って、いまの自分の話をしてみたい。
仕事のこと、人生のこと、
あの頃の自分じゃ語れなかったことを、
同じ目線で話してみたかった。
でも、それはもう叶いません。
だから僕は、
これからの人生を“父のその先”として生きていきたいと思っています。
父が見られなかった景色を、
僕が見ていく。
父が感じられなかった時間を、
僕が生きていく。
“今を生きている”この感覚を忘れずにいたい。
だから今日、この気持ちを、
そっとここに書き残しておこうと思いました。
17歳で父を亡くし、20歳で指定難病・クローン病を発症。
入退院と8度の手術、4年間にわたる絶食生活を経験しました。
“なぜ自分だけがこんなに苦しいのか”
孤独と絶望の中で、それでも諦めずに心の在り方を模索し続けた日々。
その過程で出会ったのが、言葉の力と人の温もりでした。
病を乗り越え、27歳で単身渡英。
英国の名門「Arthur Findlay College」にてサイキックサイエンスを学び、
日本に帰国後は、キャリアカウンセラーとして大学や官公庁で多くの若者や社会人と向き合いました。
現在は、心の専門家として独立し、20年以上にわたり30,000件以上のカウンセリング実績を重ねています。
また、全国での講演や執筆活動、YouTube番組『やすらぎ処方箋チャンネル』の配信など、
“癒し”と“気づき”を伝える活動を幅広く展開中です。
こんな方に寄り添っています
“話すだけで、こんなに楽になるんですね”
そう言って笑顔になってくださる瞬間のために、私はここにいます。
https://kanja.info/contents_507.html
著書・実績
神社昌弘「心の教育」研究所
30,000人の声に耳を傾けてきた、心の整え役。
あなたの“言葉にならない気持ち”を、そっと見える形に。
京都駅前・東京池袋駅前
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
31 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
1 |
2 |
3 |
4 |