誰かに理解してほしくて、
わかってもらえなくて、
心のどこかでちょっと、疲れていませんか。
カウンセリングをしていると、
人が抱える悩みのほとんどは「他人への期待」から生まれていると感じます。
だからこそ、今日は僕のノートに書きとめた“気づきメモ”をシェアしたいと思います。

他人に期待するとイライラするが、
自分に期待するとワクワクする。できないと思えば限界ができて、
できると決めれば可能性ができる。不満は他人の足を引っ張り、
感謝は相手の手を差し伸べる。楽な道を選べば日常は変わらないけど、
楽しい道を選べば日常が素敵に変化する。自分はダメだと思えばダメになるし、
「自分のため」と思えば、未来が輝く。
僕たちは、つい“他人の反応”に人生のハンドルを渡してしまいます。
けれど、本当はいつでも――
「自分の心にどんな期待をかけるか」
で、現実は変わるのです。
誰かを変えることはできない。
でも、自分を信じる力なら、いつでも取り戻せる。
今日も、自分の中にある「小さな可能性」に、
そっと期待をかけてみませんか。
昨日、友人に誘われて、ヨガに行ってみた。
もともと僕は「ヨガ=体が柔らかい人のもの」だと思っていた。
前屈しても、指先は床に届かない。
いや、届かないどころか――恥ずかしいほど離れている(笑)。
しかも、運動音痴だから、ヨガは僕にとって「無縁の世界」だった。
しかも女性が多いイメージが強く、男ひとりで行くなんて勇気が要る。
それでも今回は、「もう二度とチャンスは来ないかもしれない」と思った。
だから行った。
怖さも恥ずかしさも抱えたまま。

レッスン会場に入ると、やっぱり女性ばかり。
先生は若くてきれいな方。
しかも僕の真正面。
ポーズは取れないし、ふらふらするし、冷や汗が止まらない。
でも――
誰も笑わなかった。
みんなが、ただただ優しかった。
その瞬間、胸の奥で何かがほどけた。
「できない」自分を、笑わずに受け入れてくれる人たちがいる。
それだけで、こんなにも安心できるんだと知った。

思えば、何かを始めるときって、いつも“恥ずかしさ”と“勇気”がセットになっている。
完璧にできることよりも、不器用でも、まず「やってみる」ことの方が大切なんだと思う。
クラウドファンディングに挑戦したときも、まったく同じだった。
何もわからないまま、手探りで始めた。
でも、動いたからこそ、人と出会い、世界が動いた。

終わったあとの心地よさは、何とも言えない。
「ああ、行ってよかった」と、心の底から思えた。
ひとりでは踏み出せないことも、
誰かの一言で動けることがある。
そして――
誰かと一緒に変わっていくことで、
人生が少しずつ動き出すこともある。
もし今、何かを始めたいけれど、怖くて動けない人がいたら。
どうか思い出してほしい。
最初の一歩は、ひとりじゃなくていい。
まわりは、思っているよりずっと、あたたかい。
大丈夫。あなたも、きっとできる。

夜風が少しひんやりしてきました。
一日の終わり、静かな時間にグラスを傾けて、ふと考えました。
「家族のため」と言いながら、
本当は“自分を犠牲にしていないだろうか”と。

誰かを大切にすることは素敵なこと。
でも、同じくらい「自分を大切にする勇気」も、
忘れてはいけない気がする。
今日も、素敵な方々と出会い、
心を通わせる時間をいただきました。
こうして日々、誰かの人生の一部に関わらせてもらえることは、
何よりの幸せです。
カウンセリングをしていると、
家族のことで悩んでいる方が本当に多いと感じます。
「家業を継がなきゃ」
「長男だから実家に帰らなきゃ」
「一人娘だから養子をとらなきゃ」
そんなふうに、
“家族を特別視しなければならない”
という古い教え(=優しい呪い)が、
多くの真面目な人を、静かに苦しめています。
けれど──
家族を大事にすることと、
自分を犠牲にすることは、同じではありません。
誰かを大切に思うほど、
「自分を後回しにしてしまう」人がいます。
けれど、それは本当の優しさではなく、
“痛みを見ないようにする”ための優しさかもしれません。
本当の優しさは、
自分をちゃんと生きること。
自分を軽んじないこと。
そして、誰かを“特別扱いしないこと”の中にあります。
家族も、友人も、恋人も。
みんな、同じ人として、対等であっていい。
そんなことを考えながら、
一日の終わりに、氷の音を聴いていました。

📍ちなみに本日公開した、
名古屋お話会(10/19)は、あっという間に残り2席。
毎週月曜は、池袋駅前で対面カウンセリングをしています。
(今週は、急遽、金曜も対面日を設けました)
スケジュールをアップしてすぐに満席。
全国から、わざわざ会いに来てくださる。
本当にありがたいことです。

「なんで、僕のカウンセリングがいいの?」
そう聞くと、
いただく答えは、
だいたいこんな感じです。
・とにかく癒される
・モヤモヤの答えが見つかる
・確実に流れが変わる
おそらく──
神社温泉に浸かって、固く力んでいた蕾が
ふっと花開くような感覚なんだと思います。
もう10年、いや、ボランティア時代を含めれば20年。
集客は、ほぼしていません。
ただ、時々ブログで案内しているだけ。
それでも続けてこられたのは、
「人」に本当に恵まれてきたからです。

🌸僕のところに来られる方の共通点
・あまりにも他人に気を遣いすぎて、自分を後回しにしている
・繊細すぎて、あらゆることが気になる
・優しすぎて、自分に厳しすぎる
・「自分だけが幸せになってはいけない」とどこかで思っている
・親や世間の常識を守って、ちゃんと生きてきた
そんな、まっすぐで立派な人たちです。
けれど、そんな人ほど、苦しんでしまう。
僕は、それが本当におかしいと思っています。
だって、優しい人が幸せになれない世界なんて、やっぱり間違っている。
だから僕は、そんな人たちが「花開く」お手伝いをしています。

今日のお客様も、本当に、心根が優しい、まっすぐな方たちでした。
誰かのために、ずっと頑張ってきたその姿に、
ただただ頭が下がる思いです。
心をゆるめて、自分を取り戻す時間。
池袋の小さな部屋で、
今日も、静かな奇跡が起きています。おはようございます。
カウンセラーの神社昌弘です。
このたび、フォトエッセイ『わたしを生きる』のクラウドファンディングが、
無事に終了いたしました。
最終的に
139名の方々から、
総額1,519,000円の
ご支援をいただきました。
心より、深く感謝申し上げます。

この1ヶ月間、
毎日のように温かいメッセージや応援の言葉をいただき、
画面の向こうから光が差し込むような日々でした。
「猫たちの写真に癒されました」
「自分を見つめ直すきっかけになりました」
「完成を楽しみにしています」
そんな言葉のひとつひとつが、
僕の心を支えてくれました。
このプロジェクトは、
ただ“本をつくる”という挑戦ではなく、
「自分らしく生きるとは何か」
を見つめ直す旅でもありました。
病気を乗り越え、
人生の節目に辿り着いたこの年に、
改めて「生かされている意味」を噛みしめる時間でもありました。
そして今、
皆さまの想いとともに、この一冊がかたちになります。
これからは、寄贈や発送の準備を進め、
「恩送り」という形で社会へと循環させていきます。
最後にもう一度、
この挑戦を信じ、応援してくださったすべての方へ。
本当に、ありがとうございました。
これからも、“やすらぎ”と“生きる力”をテーマに、
心が整う発信を続けてまいります。