「人の為に頑張ることは良いこと」
「頑張って成果を出すことが正しいこと」
はたして、これは本当なのか?
かつての僕は、人の為に頑張ることが良いことで、頑張って成果を出すことが素晴らしいことだと思っていた。
でも、30,000件のカウンセリングを通して痛感したのは、必ずしもそうではないということだった。
その理由は、頑張り過ぎると、人の為に頑張っている自分が正しくて、頑張らない人が間違いだと勘違いしてしまうから。
また、頑張って成果を出すことが良くなると、たまたまラッキーで成果を出すのは悪くなってしまうから。
世の中は、二元論でジャッジするものではない!
人の為に頑張るのも、頑張って成果を出すことも良いことだけど、それが正解ではない!
なぜなら、人の為に頑張って自分が幸せになれるわけではなく、どんなに頑張っても成果を出せるわけでもないから。
もし、人の為に頑張って幸せになれるなら、こんなに命を断つ人はいない!
ましてや、頑張って成果が出て、成功するのであれば、真面目な日本人たちが、ダントツで世界一になって、幸せ王国になっているはずだ。
そもそも、頑張るというのは、人の為ではなく、自分の為であることに気づいた方がいい。
そして、もし、人の為に頑張りたいのであれば、自分の為にも頑張るべきだ。
なぜなら、あなたが自分を後回しにして、人の為に頑張るというのは、それを受ける側が気を遣うことになるから。
とはいえ、人の為に頑張るというのは、いつも以上のパワーが出たり、すごい成果を出せることもあるから、時には必要なこともある。
しかし、そもそも、自分の為に頑張れない人が、人の為に頑張るというのは、不自然なことだ。
自分を大事にしてこそ、他人を大事にできるし、自分を愛せてこそ、他人を愛せる!
そして、自分のために頑張ってこそ、他人のためにも頑張れる!
それを覚えておいた方がいい、絶対に!
まずは、自分で自分の機嫌をとって、元気に毎日を過ごすことこそ、社会貢献の基本であり、頑張るべきことだと思う。
今から、自分で自分を笑顔にするところから頑張ってみませんか?
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人は、みんな「泣く力」を持って生まれてきた。
それなのに、いつしか、泣く力を「泣かない力」に変えて生きている。
そうして、自然に泣けなくなってしまっている。
特に、男はそうだ!
「男は、泣くもんじゃない」
「泣くのは、弱い証拠だ」
そんなふうに植え付けられてきたから、泣きたくても泣けない人が多く、泣くのを我慢するのが、当たり前だと思い込んでいる。
でも、泣くのは弱さの表れでなはなく、決して恥ずかしいことでもない!
科学的に見れば、泣くことは非常に重要で、泣くことでこそ、ストレスホルモンなどの毒が排出されて、良い脳内物質が生成されて、気分が上がることもある。
泣くという行為は、ストレス解消であり、ガス抜きである!
だから、泣きたい時には、泣けばいい!
むしろ、もっと泣くべきだ!
とはいえ、これまで泣くことを我慢してきた人たちにとっては、泣くことは難しいかもしれない。
そんな時は、泣くにも勇気が要ることを知って、
だと気づいて、「泣く=弱さ」という公式を崩して、仲間を信頼することから始めてみるのが良い。
僕はこの20年、自身のカウンセリングを受けた老若男女90%の人たちが、カウンセリング中に涙をこぼす姿を見てきたが、泣くという行為によって、ストレスから解放されて、心身がゆるまり、その人らしく戻ってゆく姿を見続けてきた。
「涙」という漢字は、「水」と「戻る」という文字から成り立っているが、これは泣く(水)ことで、自分に戻ることを表している。
そして同様に、「泣」という漢字は、「水」と「立つ」という文字から成り立っているが、これもまた、泣く(水)ことで、立ち直れることを表している。
この時代、泣くのを我慢するなんて、時代遅れだ!
もし「泣くのが弱い」という人がいるなら、その人は、時代遅れの意地悪な人だと思って、放っておけばいい。
医学的にも、科学的にも、「泣く効用」は証明されているのだから、泣きたい時には、自然に泣く方が、絶対にいい!
「もう、泣いても良いんだよ」
あなたは、最近、いつ泣きましたか?
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僕は20代の頃、華道を習っていた。
父も母も花が好きで、どちらも学生時代から華道を習っていたから、その影響で、僕も習っていた。
家族みんなが、お花好きで、日頃から花のある暮らしをしていたから、僕も自然に教室に通うようになった。
でも、今から20年ほど前は、偏見が多くて、20代男子が華道を習うのは、やっぱり普通じゃなくて、陰で変な噂をされた。
それが嫌で、僕は辞めてしまったのだけど、やっぱり、今でも花が好き!
そして、僕の部屋には、いつも「花」がある。
あの時、先生や花たちから教わったことは、たくさんある。
中でも、一番の大きな学びは、
「花は、力(りき)んでいては咲かない」
ということ。
蕾から花になるためには、自然な状態で、適度なあたたかさの中で、まわりを信じて、力をゆるめていく必要がある。
「ずっと力が入っていては、花は咲かない」
ということを学んだ。
それまでの僕は、花は、力いっぱい頑張って、自分らしい花を咲かせてゆくと思っていたけれど、力が入っていては咲けないという事実に衝撃を受けた。
これは人間も一緒で、力いっぱい頑張って、身体にムチを打って、必死に努力をしても、自分らしい花を咲かせられないのと一緒だ。
力をゆるめて、心に愛を持って、この自分でいいよとゆるしていけば、自然に「あなたらしい花」は咲いてゆく。
世間では、努力して、頑張って、必死になって
「自分らしい花を咲かせよう」
と教えられるが、、、
あたたかい環境の中で、ゆるして、ゆるめていけば、自然と花は咲く!
あるがまま、まわりを信頼して、笑顔でいれば「あなたらしい花」は咲く!
もし今、必死に努力をして、頑張っている人がいれば、ちょっと、そんな自分をゆるして、ゆるめてみてほしい。
ゆるして、ゆるめたところから、あなたらしい花が咲いてゆくよ!
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どんなに強い精神力を持っていても、ブレることはある。
人間は感情の生き物だから、ブレない方が、逆におかしい。
病気になったり、大切な人を失ったり、不慮の事故にあったりすれば、不安になるのは当然で、意味もなく泣けてきたり、悲しくなったり、憂鬱になったりするのも仕方がない。
そんな時は、ブレてもいいし、落ち込んでもいい。
もちろん、泣いてもいい。
生きてゆくということが、色々な人と関わり、予想外のことが起きるということだから、ブレるのは当然で、
「ブレたら、また戻せばいい」
「落ち込んだら、また立ち直ればいい」
と切り替えていくことが大切だ。
そこで、必要になってくるのが「メンター」の存在!
メンターとは、日本語で「助言者・指導者・師匠」とも言われるが、メンターは、個人の成長や精神的なサポートには欠かせない。
僕は長年、心理学を勉強してきて、
「心の強さは、切り替えの速さ」
ということを学んできたから、できるだけ早く、メンターの力を借りるようにしている。
もちろん、自分で問題解決しようと努力もするが、そこに長居はせず、素直にメンターの助言をいただくようにしている。
所詮、一人でできることなんて限られているし、一人で解決しようなんて思わなくていいということを思い知らされてきたからだ。
クローン病になる前は、一人で問題解決をして、誰にも迷惑をかけず、自立することだけが良いことだと思い込んでいたが、いま思い返せば、それは独りよがりの傲慢で、自立ではなく、単なる「孤立」だった。
有難いことに、僕には、心から尊敬するメンターがいて、20代から20年ほどメンターに支えてもらってきたが、メンターから教わったことは計り知れない。
ちなみに、僕のメンターは、今は亡き、声優の増岡弘さん。
長い間、サザエさんに登場するフグ田マスオ役やアンパンマンのジャムおじさんを担当されてきた。
日本国民から愛されるキャラクターを担当してきた増岡さんは、やっぱり、普段の生活からも素晴らしく、みんなから愛されて、多くの人から慕われて、その場を平和な空気にしてくれる人だった。
僕は、人生の師匠と呼べる人に出会えて、本当に幸せだったし、いつか僕自身が誰かのメンターになれることがあれば、それはとっても幸せなことだと思う。
今や、SNSやネットから何でも情報が手に入る時代だから、メンターなんて必要ないと思っている人もいるかもしれないが、幸せな人生に必要なのは、絶対に、信頼できるメンターだ!
ハーバード大学のある研究結果によると、人間の幸福と健康を高めてくれるのは、家柄や学歴、職業や年収ではなく、「信頼できる人」と書かれていた。
やっぱり、信頼できる人がいることで、心身が安定して、幸せな人生が送れるのだと思う。
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著書「ひとりぽっちからの卒業」
https://amzn.to/3uvdppT3万件を超えるカウンセリングをしていると、日々、気づくことは、たくさんある。
中でも、病気に関して言えば、他人に優しすぎる人が、病気になりやすい。
これは、決して、元気な人が他人に優しくないということではなく、他人に優しすぎる人が、自分の想いや感情を誤魔化したり、自分の本音や本心を後回しにしたりする傾向があるため、その不自然さが「病気」となって現れやすいということ。
以前、こんな話を聞いたことがあるのだが。
「いつも他人を想い、他人を優先させている人は、自分を大切にする機会を『病気』という形で与えられる」
まさに、これだ!!!
実体験から言えることだが、病気というのは、誰よりも先に、自分自身を大切にしなさいというサインで、自分自身に優しくなるチャンスだ。
もし、僕がクローン病にならなければ、きっと、今でも自分の感情を誤魔化し、自分を後回しにしていただろうし、自分の心の声や身体のサインを無視して、無理をし続けて、自分を大切にすることなんてできなかったと思う。
元気になった今だからこそ言えることだが、病気の「おかげ」で、自分に優しくなって、自分を大事に生き直すことができるようになったのは有難いことだ。
この世の中、生きていれば、病気になるのは仕方がないし、それもまた自然なことかもしれない。
だから、せめて病気になった時には、病気に抵抗するのではなく、
「自分に優しくなるチャンス」
だと気づいて、しっかり休んで、ちゃんと自分を労り、在り方と考え方を一新して生き直すことをお薦めしたい。
当時、僕は医師から
「病気になっても、病人になるな」
とよく言われていたが、病気はハンデかもしれないけれど、決して、不幸ではない。
不幸なのは、病気になって「病人」になること。
お洒落をすることや人生を楽しむことを諦めてしまうことだ。
「病気は敵ではない」
病気は、あなたをいじめるために起きているものではなく、むしろ、生き直すためのチャンスだと理解できれば、必ず人生は好転する!!!
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